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放送

2019.09.05

エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン株式会社様経由で北海道防災航空室様に ヘリコプタ搭載用映像電送システムを納入!

はまなす1号

池上通信機は、エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン株式会社様経由で北海道防災航空室様にAS365 N3 + ヘリコプタ搭載用映像電送システムを納入しました。

本システムは、空撮映像を無線電送することで、現場の状況をいち早く詳細に把握し、迅速・的確な災害対策や消防活動に貢献するシステムです。

今回、納入したシステムは、上空で撮影したカメラ映像の情報を地上へ無線伝送します。

防災機関で使用されるヘリコプタは、情報収集活動だけでなく、消火活動、救急活動、救助活動など多種多様な用途で活用されるため搭載機器は、他のミッションに影響を極力与えないようコンパクト・軽量、かつ信頼性の高い装置であることが求められます。

池上の映像電送システムは、小型・軽量はもちろん、デジタル方式による鮮明な映像伝送を可能にし、さらに、より遠方の現場から本局に確実に映像を送ることができる高い伝送能力を実現しています。

無指向・指向性切替方式のアンテナによる送信出力3W(デジタル時)のヘリコプタ搭載用送信機を開発し、従来の6倍以上の伝送距離を可能にしました。従来は伝送できなかった遠方の現場からでも、現場状況を即時に把握することが出来ます。

オプションの撮影位置表示装置では、地図画面上でヘリコプタの位置・方向および空撮しているエリア・住所もリアルタイムで把握できます。

池上通信機では、今後も高い映像処理・伝送技術を活かしたソリューションをご提供し、これからも社会に貢献してまいります。

[消防防災ヘリコプタ 映像電送システム]
北海道様の保有するヘリコプタは、消火・救助活動、救急搬送のほかに情報収集(映像伝送)の活動も行います。これは、災害の状況を、いち早く、広範囲にわたり、詳細に地上の対応拠点に伝送し、緊急の活動を支援するものです。ヘリコプタに防振台カメラを搭載し機内でカメラを操作することにより、撮影映像を収録するとともに無線で地上の拠点へ即時に伝送されます。地上では、刻々と送られてくるリアルタイムの災害現場の空撮映像により、その状況を把握し、消火・救助活動を支援します。近年では、津波災害・水難事故に対応するため、海洋上からの映像伝送も重視されており、長距離伝送の要望が高まっています。

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