設定・操作方法
仕様について
トラブル
中継車 ニュースカー関連
- バッテリー監視端末が正常起動せず、BIOS画面で止まってしまう。
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監視端末内の電池が消耗している可能性があります。電池の交換をお願いします。
交換手順書は別途メールでお送りしますので、「フォームでのお問い合わせ」よりご連絡ください。
- 車両ジャッキが十分に収納しているにもかかわらず、アラームが点灯し、ギヤチェンジ出来ない。
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緊急回避措置として、レバー付近にあるシフトロック解除ボタンを押しながらシフトチェンジできます。
ただし、ジャッキの格納は確実に目視で確認し、出来るだけ早く修理に出して下さい。
CSS-400 スイッチャ関連
- 23.98psfで使うにはどうすれば良いですか?
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通常 同期のリファレンス信号はBBS信号又は3値SYNC信号のいずれかを入力し自動判別しますが、23.98psfの場合は3値SYNC信号を入力してください。
セットアップメニューでフォーマットを23.98psfに設定します。
その後本体を再起動させてください。
- 操作卓と本体をARCネット接続したが制御できない。
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ARCネットの接続が正しいかご確認ください。本体側にはARCネットのコネクタが3個あります。用途が決まっていますので操作卓はARC1に接続してください。
ARC1 : 本体と操作卓を接続します。
ARC2 : タリープロセス、S-OTC 等を接続します。
ARC3 : リモート制御(AUX パネル等)を接続します。
ARCネット(同軸ケーブル)の接続には両端に75Ωの終端が必要です。本体側は F型分岐コネクタを使用し終端抵抗を必ず付けてください。(内部終端はありません)
操作卓側はARCコネクタが2個あります。ループスルーで使用しない場合は必ず終端抵抗を取り付けるようにお願いいたします。
- CGワイプを動作させるとカット切替になり、正常動作しない。または切替中に黒み映像となる。
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スイッチャの設定において、切替タイミングをANY(両方)に設定してください。
ODDまたはEVENに設定されていると、CG動画アニメーションが動かず静止画となり、静止画が未登録の場合は黒み映像になります。
- 簡易操作卓でCGワイプを実行させたい。
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可能です。設定にはタッチパネルが付いた操作卓が必要ですが、別途パソコンを用意する事でタッチパネルと同等の機能を果たします。
パソコンにはタッチパネルアプリと同等のGUIアプリをインストールする必要があります。
GUIアプリと操作方法マニュアルは「フォームでのお問い合わせ」よりご連絡ください。お送り致します。
- CGワイプの作り方は?
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下記ビデオ (Youtube) をご参照ください。
CSS-400 CGワイプの作り方
- 電源ユニット実装数とステータスについて知りたい。
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CSS-400のSWer本体は左右に1式ずつ電源モジュールが実装されています。
どちらかの電源モジュールに障害が発生した場合でも片側のみで最大消費電力を供給可能です。ただし 電源モジュールには棚板空冷用のFANを内蔵しています。そのため運用時は必ず電源モジュールを2式とも実装しておく必要があります。電源投入時は左右の電源モジュールを同時にONにしてください。 電源モジュールは 前面のLEDにてステータスを表示しています。ALM のLEDは 電圧異常時および電源内部FAN異常時に赤点灯します。正常時は消灯しています。
電源の障害が疑われる場合は、弊社サービスデスクへお知らせください。
なお 障害時に片側の電源のみで運用する必要がある場合、障害が発生している電源モジュールも実装したままとしてください。
- CSS-400 KEY REMOTE BOX で複数のKEYを同時にON/OFFしたい.。
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操作卓とは別の場所で KEYをON/OFFする用途として KEY REMOTE BOX があります。
この BOX で操作するとスイッチャに接点で情報を渡してON/OFF動作します。
スイッチャー側の接点情報の設定は操作卓GUIの中の GPI IN になります。
KEY REMOTE の場合、通常 GPI-IN の該当のPortに Auto Transition を割り付けてKEYを指定します。
複数のKEYを同時にON/OFFしたい場合は あらかじめ複数KEYのON/OFFを Button Memory として登録し、GPI-IN では Auto Transision に代わり Button Memory を割り付けます。
Button Memory の登録手順を含む詳細情報は以下のリンクを参照ください。
pdf(987KB)
MuPS-4000 スイッチャ関連
- MV(マルチビューア)で子画面の映像不具合時の対応方法。
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MuPS-4000 スイッチャーやルータに実装されているMVの映像で特定の子画面の映像に、ノイズや出力断が発生した場合の対処方法です。
1.リソース側の信号に問題がないか確認します。
入力側で信号の入れ替えなどを行い改善するか確認してください。
2.信号を入れ替えても同じ子画面で現象が発生する場合、MV基板のリセットを行います。
・スイッチャー(ルータ)本体の電源が落とせる場合は入れ直してみます。
・電源が落とせない場合、MVの基板を一度抜き差ししてリセットします。
※ MV基板の抜き差しの手順
・基板は活線挿抜が可能です。
・抜き差しする基板は DVU-317 MUPS CNV PROC になります。
・仕様により複数の DVU-317 が実装されている場合があります。
・映像系統図にて対象の基板を確認してください。 本体を通電したまま 基板を1/4程度引きだします。 ・この時に該当のMV画面が無信号になっているか確認してください。 そのまま基板を元通りに実装します。 ・MVが表示され子画面が復旧しているか確認してください。
上記手順で改善しない場合は、設備障害が考えられますので弊社サービスデスク迄お知らせください。
池上通信機サービスデスク
0466-24-8912
- マルチビューアの最多分割画面数と制限を知りたい。
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MuPS-4000 SWer 及び ルータ にて実装されているMV(マルチビューア)について、最多分割画面数は18分割、分割画面の出力数は4系統となります。
※ 18の分割画面を4出力に振り分けて使用する事が可能です。
例)18分割のMVを使用している場合
出力1 18分割MV
出力2~4 使用できない
例)9分割のMVを2出力使用している場合
出力1 9分割MV①
出力2 9分割MV②
出力3,4 使用できない
12分割のMVを使用している場合の使用例
出力1 12分割MV(入力素材モニタとして)
出力2 4分割MV(出力映像モニタとして)
出力3 2分割MV(PinPで送り返しとして)
入力素材はリサイザーでサイズ・ポジションを調整後に各出力用のMV回路に送られます。
1つの素材を複数のMVで表示する事は可能ですが、レイアウト(サイズとポジション)はMV毎に個別調整が出来ません。
- 電源ユニット実装数とステータスについて知りたい。
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MuPS-4000シリーズのSWer・ルータ本体は冗長電源の実装が可能で、各棚板で実装されている電源モジュールの数と動作に必要なモジュール数は以下のようになっています。また電源モジュールにはLEDによるステータス表示があります。
●10U 棚板
電源モジュールを 4式実装しています。
電源投入時には全てのモジュールを同時にONにしてください。いずれかの電源モジュールに障害が発生しても、2式稼働していれば 最大消費電力を供給可能です。
電源モジュールは 前面のLEDにてステータスを表示しています。
AC のLEDは モジュールの入力電圧が 85Vac以上で緑点灯します。
DC のLEDは モジュールの出力電圧が 9.6V以上(定格12Vの80%以上)で緑点灯します。出力電圧が9.6V未満で赤点灯します。
正常時には両方が緑色に点灯します。DCが赤点灯した場合、DC出力が異常です。両方消灯している場合、AC入力が異常となります。
●6U 棚板
電源モジュールを 2式まで実装可能です。
1式で最大消費電力を供給可能です。モジュールが2式実装されている場合、電源投入時は同時にONにしてください。
電源モジュールは 前面のLEDにてステータスを表示しています。
表示内容は 10U 棚板と同様です。
●3U 棚板
電源モジュールを 2式まで実装可能です。
1式で最大消費電力を供給可能です。モジュールが2式実装されている場合、電源投入時は同時にONにしてください。
電源モジュールは 前面のLEDにてステータスを表示しています。
ALM のLEDは 電圧異常時および電源内部FAN異常時に赤点灯します。正常時は消灯しています。
電源の障害が疑われる場合は、弊社サービスデスクへお知らせください。
- 操作卓のタッチパネルの画が消えた場合、運用への影響はありますか?
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操作卓のタッチパネルとタッチパネル以外の各モジュールへの制御は別の系統となっています。
この為 タッチパネルが表示されなかったりフリーズして操作が出来なくなった場合でも、M/Eのリソース切替やフェーダによるトランジション操作には影響がありません。
設定の変更などでタッチパネルを操作する必要が無ければ運用は可能です。タッチパネルは操作卓内のボードPCの画面となっています。
SWer本体~ボードPC:Ethernet通信で制御
SWer本体~操作卓の各モジュール:Arcnet通信で制御
ボードPCとタッチパネルですが、任意のPCにアプリケーションをインストールする事で代用する事が可能です。
詳細は、弊社サービスデスクへお知らせください。
- MuPS-4000スイッチャーで Keyer を使用したPinPの作り方
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MuPS-4000スイッチャーではKeyerを利用してPinPが送出できます。設定の手順は次の通りです。
1.GUIのM/E-Keyerメニューで使用するKeyのKeyTypeを Full(又はPinP)に設定する。
●KeyTypeがFull釦表示の場合
2.使用するKeyのイメージ機能をONにする。
・M/E-Imageメニュー内のEffect typeメニューにて、Resizer釦がONになっていることを確認して下さい。
・MEのクロスポイントパネルで「Image List」釦を押したままにするとAバスの釦でバス毎のイメージ機能ON/OFFができます。
3.KeyをONするとフルサイズでキーされますので、GUIのM/E-Imageメニュー内のTransfomメニューでサイズと位置を調整します。
●KeyTypeがPinP釦表示の場合
2.使用するKeyのイメージ機能をONにする。
・Keyerメニュー内の使用するKeyer列のEffect typeメニューにて、Resizer釦がONになっていることを確認して下さい。
3.KeyをONするとフルサイズでキーされますので、Keyerメニュー内のTransformメニューでサイズと位置を調整します。
- MuPS-4000 KEY REMOTE BOX で複数のKEYを同時にON/OFFしたい.。
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操作卓とは別の場所で KEYをON/OFFする用途として KEY REMOTE BOX があります。
この BOX で操作するとスイッチャに接点で情報を渡してON/OFF動作します。
スイッチャー側の接点情報の設定は操作卓GUIの中の GPI IN になります。
KEY REMOTE の場合、通常 GPI-IN の該当のPortに Auto Transition を割り付けてKEYを指定します。
複数のKEYを同時にON/OFFしたい場合は あらかじめ複数KEYのON/OFFを Button Memory として登録し、GPI-IN では Auto Transision に代わり Button Memory を割り付けます。
Button Memory の登録手順を含む詳細情報は以下のリンクを参照ください。
pdf(987KB)
MuPS-5000 スイッチャ関連
- 番組ファイルを読み出そうとするとエラーコード998が出る。
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ある番組ファイルを操作している最中に違う番組ファイルを操作するなど多重操作したことにより発生します。スイッチャを再起動する事で解消されます。
- MuPS-5000 操作卓のGUIで、フレームメモリのキャプチャがグレーアウトして操作できない
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GUIをリモート卓や外部PCなどで複数同時に表示している場合に、グレーアウトして操作できない場合があります。
これは、データの保存や更新を行うメニューにおいて、更新作業のの競合を避ける為に 操作を防止する仕様としています。
グレーアウトしている項目の操作が必要な場合は、同じメニュー画面を開いている別GUIの画面を他のメニューへ切り替えてください。
SST スタジオセットアップターミナル関連
- パソコンを更新したいが、Windows11で動作可能か知りたい。
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Windows11で動作する事は確認出来ていますので、ご使用いただけます。
- 名称変更し、保存を行うとパソコン画面に「アプリケーションのコンポーネントで、ハンドルされていない例外が発生しました。」のメッセージが出る。
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拡張子.sstの番組データファイルの属性が読み取り専用になっている場合、このようなエラーが出ます。
ファイルのプロパティを開き、読み取り専用のチェックを外してください。
映像音声システム全般
- システムを立ち上げた際に、前回使用した時と異なる設定で起動したが障害か?
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ルータや周辺棚板は電源の瞬停対策として電源を落とす前の状態で起動する機能があります。前回使用した状態で起動する事を「バックアップ起動」といいます。これに対してあらかじめ決めた初期状態で起動する状態を「イニシャル起動」と呼びます。バックアップ起動が行われる期間はデータの保持方法でいくつかの種類があります。
●コンデンサの電力でメモリを保持するタイプ
●2次電池の電力でメモリを保持するタイプ
火を落としている時間が長い設備は、前回の状態を保持できずイニシャル起動する状況が発生します。経年によるコンデンサやバッテリーの劣化で保持時間が短くなっている場合は交換が必要です、サービスデスクにご相談ください。
主な設備のメモリの保持時間は次の通りです。・HSS-3000
・HSS-300
・HSS-200
・DAF-020メモリ保持期間:48時間
コンデンサを使用しています。
1時間の通電で満充電となります。OnePack棚板 メモリ保持時間:2日以上(満充電時)
2次電池を使用しています。
8時間の通電で満充電となります。・OnePack2棚板
・UHSMルータ
・MuPS-5000
・CSS-400
・DAF-040メモリ保持期間:1か月以上(満充電時)
2次電池を使用しています。
8時間の通電で満充電となります。
- スイッチャーやルータのログを調べてほしい。
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弊社のスイッチャーやルータは、単体機器として制御ログや障害ログの記録を行っていません。
申し訳ありませんが、単体機器でのログ調査は出来ませんのでご了承ください。
映像システムとしてお納めしている場合は、ご仕様により制御系統のログ収集を行う設備をお納めしている場合があります。
こちらのログの取得については、弊社サービスデスクへご相談ください。
伝送機器関連
- FPU基地局等制御システムにおいて、回線異常アラーム発生または制御回線異常発生が発生した 。
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制御回線異常の場合があります。お手数ですが、現在ご契約の回線業者様ホームページより工事・故障の確認をお願いします。 以下、ご参考まで、
NTT東日本の工事・故障情報は、
https://www.ntt-east.co.jp/disclosure/construction.html
NTT西日本の工事・故障情報は、
https://www.info-construction.ntt-west.co.jp/info-report/ku010/kU010010/
をご参照ください。一時的な障害であれば回線が正常化することでアラームから復帰します。
- PF-900 4K/HDデジタルFPU装置のエラーコードの内容を知りたい。