UHSM series
UHSM-220220 (大型) UHSM-120120 (中型):ルーティング スイッチャ
次世代4K放送システムに提案する大型ルーティングスイッチャ
・マトリクスサイズ:大型220×220、中型120×120
・全入出力1.5G/3G/12G SDI信号に標準対応
・リアルタイムカットスイッチング機能を全列に挿入可能
・AVDLを標準搭載(5Hウィンドウ)
・全入力に2K(1.5G SDI) FS機能を標準搭載
・4K/2K信号が混在でき、全列で任意の信号を自由に選択可能
・入出力にはカラーコレクタ、映像変換(解像度/ガンマ/色域)を搭載(オプション)
・多系統のマルチビューワを追加搭載可能(オプション)
・4K解像度で最大8系統、2K解像度で最大32系統出力(大型/中型ルータ共通機能)
・ダウンストリームキーを追加搭載可能(オプション) 4K 4DSK or 2K 8DSK or 16DSK
UHSMシリーズルーティングスイッチャは、4K/2K SDI信号の映像制作システムに提案する大型/中型ルータです。4K、2K各種SDI信号が混在でき、フォーマットの区別なくルーティングを可能としています。マトリクスサイズは220×220、120×120の2ラインアップを揃えています。
ルーティング機能の他に、入出力に位相吸収機能、映像変換機能を備えており、システム周辺機能をサポートします。この他、モニタ機能として重要となるマルチビューワを多系統追加搭載可能です。
特長
●全入出力ポート1.5G/3G/6G/12G SDI信号に対応(標準仕様)
●4K/2Kマルチフォーマット、59,94fps,29.97fps,23,98fpsの混在ルーティングが可能(標準仕様)
●異種フレームレートが混在しても同一フォーマット間の切替はブランキングスイッチを実現
●4K信号の内部伝送ラインは3G Q/L方式を採用しており高信頼性を確保
●全入力に2K(1.5G SDI) FS機能を、全出力にAVDL機能を標準搭載
非同期信号の同期化、カット切替、出力位相管理が可能、送出系統にも使用可能
●入出力にカラーコレクタ、映像変換(解像度/ガンマ/色域)機能を装備可能(オプション)。
4Kフレームシンクロナイザと解像度変換は全系統の半分の系統に搭載
3+4の倍数の系統と4+4の倍数の系統には搭載不可
●多系統のマルチビューワを追加搭載可能(オプション)
2K 64ウィンドウを生成し、2K解像度8出力、或いは4K解像度2出力系統にウィンドウレイアウトできるモジュールが4式まで搭載可能
最大で2K 32系統、あるいは4K 8系統の分割画面が提供可能(出力解像度の選択はモジュール単位)
●ダウンストリームキー(DSK)、EMGスイッチャ(A/Bミックス)機能が追加搭載可能(オプション)。
2K DSKは8キーヤ、3出力を備えた機能が2ブロック、4K DSKはベース列を2列、4キーヤ、6出力を装備
大型ルータ棚板(220×220) ラックマウント16U
中型ルータ棚板(120×120) ラックマウント11U
■入出力 | |
入出力数 |
20/40/60/80/100/120(中型最大)/140/160/180/200/220(大型最大) |
ビデオ入出力 | 4K:12G SDI or 3G SDI Q/L 2K:3G SDI(Level-A,B)、1.5G SDI ※Level-Bは解像度変換ができません |
ビデオフォーマット | 4K:2160p/59.94、2160p/29.97、2160p/23.98、2160p/50(50fps混在は不可) 2K:1080p/59.94、1080i/59.94、1080psF/29.97、1080p/29.97、1080psF/23.98、1080p/23.98、1080p/50、1080i/50(50fps混在は不可) |
FS | 4K/2K(3G SDI):オプション 各スロットの入力系統 1, 2, 5, 6, 9, 10, 13, 14, 17, 18に搭載 2K(1.5G SDI):全入力に標準搭載 |
解像度変換(オプション) | 1080i/59.94⇔1080p/59.94⇔2160p/59.94(4K) 相互間 1080i/50⇔1080p/50⇔2160p/50(4K) 相互間 1080p/29.97⇔2160p/29.97相互間 1080p/23.98⇔2160p/23.98相互間 各スロットの入出力系統 1, 2, 5, 6, 9, 10, 13, 14, 17, 18に搭載 3G Level-Bを入力した場合は解像度変換ができません |
色域変換(オプション) | ITU-R BT.709 ⇔ ITU-R BT.2020 全入出力系統に搭載 |
ガンマ変換(オプション) | ITU-R BT.709/ITU-R BT.2100(HLG)、KNEE:Knee Point/Knee Slope 全入出力系統に搭載 |
カラーコレクション(オプション) | RGB Lift/Gamma/Gain、Luminance/Saturation/Hue/White Clip/Black Clip 全入出力系統で使用可能 |
■マルチビューワ(オプション) | |
モジュール実装数 | 最大4式 DSK実装時は3式 |
1モジュール入出力定義 | 2Kストリーム64列入力、全列で生成した64ウィンドウ画像を4Kビューワ×2画面、あるいは2Kビューワ×8画面にレイアウト(4K/2K解像度は択一) |
1モジュール当たりの入力数 | 2Kストリームで64入力、4Kストリームで16入力(4リンクA,B,C,D使用)、入力は4K/2K素材混在レイアウト可能 |
1モジュール当たりの出力数 | 分割画面出力数:4K解像度×2画面 or 2K解像度×8画面、出力はモジュール単位で4K/2K択一のため、解像度混在出力不可ソフトウエアライセンス・・・2K解像度×2出力がベース構成、2出力追加×3ライセンスオプションで合計8出力、4K×2出力は別オプション |
4K/2K素材混在レイアウト | 4K信号は4リンク or 1リンク選択が可能(1リンクの場合2Kストリームのため入力数確保可能) |
表示機能 | アナログ時計/デジタル時計/タリー(3色)/エンベデッドオーディオレベルメータ/素材名称(2通り)/壁紙/タイムコード(ANC)/エラーステータス/ビデオカウンタ |
表示遅延 | 1フレーム |
簡易変換機能 | 出力ガンマ、色域に合わせた入力素材の簡易変換機能を搭載 ペイロードID検出による自動変換 |
画面編集機能 | 付属編集ソフトウエアで提供 |
■DSK(ダウンストリームキーヤ)(オプション) | |
構成 | 2K 8chDSKがベース構成、更に8chDSK追加ライセンスオプションによって16DSK化が可能、4K 4DSKは別オプション |
背景入力列 | 4K/2K共に2列装備 |
出力数 | 4K×6系統出力(4Kオプション構成時) 2K×3系統出力(8DSK時)、2K×6系統出力(16DSK時[8DSK追加オプション構成時]) (PGM/CLEAN/PVW/Combineがアサイナブル) |
キータイプ | リニアキー/ルミナンスキー/クロマキー/ピクチャinピクチャ(全DSKにリサイザ搭載) |
フレームメモリ機能搭載 | 4K:480フレームFill/Key 4ch送出 2K:960フレームFill/Key 最大16ch送出 |
■定格、性能 | |
制御 | Ethernet:100BASE-TX(最大100m) Arcnet:5Mbps BNC 75Ω(最大200m) |
GPI | D-sub50ピンメス座 I/O44ポート 入出力と出力形式(プラス/マイナス)がGUIから選択可能 コネクタ増設によりI/O88ポートまで拡張可能 |
外部同期 | BBS/3値SYNC自動検出 BNC 75Ω |
タイムコード | BNC Hi-受け LTC(マルチビューワの時計に使用) |
制御二重化(オプション) | 同期方式:スレーブCPUからマスターCPUへ状態取得 切替は手動(接点入力によりマスターCPUからスレーブCPUへ切替)/自動(異常検知) |
制御遅延時間 | 押しボタンコード受信後、映像が切り替わるまで3VD(50ms)以下 |
起動時間 | 電源投入後、映像送出、切替ができるまで45秒以内 |
電源バックアップ | 内部二次電池により電源投入時は常にバックアップスタート イニシャル登録値(番組ファイル)に正規化する場合には手動操作 |
外部電源の停止 | 瞬停、中断、停電においてバックアップリセット起動 |
周囲温度 | 性能保証、動作保証:0~40℃(結露なし) (棚板側面からラック側板までの距離が50mm以下の場合、保証温度は0~35℃) |
電源電圧 | AC85V~132V/AC170V~264V(100,110V圏、220V圏自動検出、自動切換え)、47~63Hz |
消費電力 | 大型ルータ:3700VA以下 中型ルータ:2700VA以下(モジュール構成によって下がります) |
質量 | 大型ルータ:98kg以下 中型ルータ:70kg以下(モジュール構成によって下がります) |
外形寸法 | 大型ルータ:W482.5×H710.4(16U)×D522.2mm 中型ルータ:W482.5×H488.1(11U)×D522.5mm |
騒音レベル | 大型ルータ:63dB以下 中型ルータ:59dB以下(通常時) |
冗長構成(オプション) | 冗長対象は電源、制御モジュール 電源は1kWモジュール×3構成または6構成(二重化) 制御は1構成標準、2構成で二重化 |
ラインアップは15種類
名称表示機能付きパネル | |||
DCP-542 CTRL 8L PANEL | 1Uハーフ | 8ボタン×1列 | ノンクリックボタン |
DCP-543 CTRL 16L PANEL | 1U | 16ボタン×1列 | ノンクリックボタン |
DCP-544 CTRL 32L PANEL | 2U | 16ボタン×2列 複数バスの監視 | ノンクリックボタン |
DCP-583 7BUS SEL PANEL | 1U | X-Yタイプ(7系統のツマミ操作) | クリック付ボタン |
表示器付きはシフト操作ができるため、ディストネーションとソースの枠を大きく取ることが可能
名称表示機能なしパネル | |||
DCP-545 CTRL 8 PANEL | 1Uハーフ | 8ボタン×1列 | ノンクリックボタン |
DCP-584 CTRL 16 PANEL HALF | 1Uハーフ | 8ボタン×2列 | ノンクリックボタン |
DCP-565 CTRL 20 PANEL | 1U | 20ボタン×1列 | ノンクリックボタン |
DCP-566 CTRL 40 PANEL | 1U | 20ボタン×2列 | ノンクリックボタン |
DCP-582 CTRL 80 PANEL | 1U | 40ボタン×2列 | ノンクリックボタン |
■名称表示機能付きBOX | ||
DCX-273 CTRL 16L BOX | 8ボタン×2列 | ノンクリックボタン |
DCX-258 CTRL 32L BOX | 16ボタン×2列 | ノンクリックボタン |
■名称表示機能なしBOX | ||
DCX-259 CTRL 16 BOX | 8ボタン×2列 | ノンクリックボタン |
DCX-260 CTRL 32 BOX | 16ボタン×2列 | ノンクリックボタン |
■引き出し装置実装用VEセレクトパネル | |||
DCP-546 CTRL 16L PANEL VE | 16ボタン×1列 | 名称表示機能付き | ノンクリックボタン |
DCP-547 CTRL 32L PANEL VE | 16ボタン×2列 | 名称表示機能付き | ノンクリックボタン |
■名称表示機能付きパネル
DCP-542 CTRL 8L PANEL
DCP-543 CTRL 16L PANEL
DCP-544 CTRL 32L PANEL
■名称表示機能なしパネル
DCP-545 CTRL 8 PANEL
DCP-584 CTRL 16 PANEL HALF
DCP-565 CTRL 20 PANEL
DCP-566 CTRL 40 PANEL
DCP-582 CTRL 80 PANEL
■名称表示機能付きBOX
DCX-273 CTRL 16L BOX
DCX-258 CTRL 32L BOX
■名称表示機能なしBOX
DCX-259 CTRL 16 BOX
DCX-260 CTRL 32 BOX
■引き出し装置実装用VEセレクトパネル
DCP-546 CTRL 16L PANEL VE
DCP-547 CTRL 32L PANEL VE
ルータリモコンの布線はLANケーブル or 同軸ケーブルの選択肢があります。どちらでもお使いいただけます。
LANケーブルの場合
LANケーブル内に電源を重畳しているので、LANケーブル1本で駆動できます。
[最大LANケーブル長]
8ボタン液晶表示付き 60m
16ボタン液晶表示付き 45m
32ボタン液晶表示付き 20m
表示機能無し 55m
同軸ケーブルの場合
同軸コネクタ付きのHUBを使用すれば最大ケーブル長が200mまで可能です。
HUBを使用しない場合でも同軸コネクタのスルー出力を使ってリモコンを拡張することができます。
ルータのコントローラとしてGUIを付属しています。
ルータマトリクスの他、搭載されている各種機能の操作を提供しており、ルータ全体の設定値を管理するプロジェクトファイル、機能単位のライブラリーファイルによって、多岐に渡る情報を管理しています。
マトリクス
マトリクスメニュー
全クロスポイント値が監視でき、色分けされたボタン配列で視認性を確保しています。ディストネーション、ソースの何れからでもクロスポイント値が選択できる効率的な操作を提供、グルーピング機能によって表示、操作範囲を絞り込むことも可能です。マトリクスの初期値は一つのプロジェクトファイルの中でも複数テーブル備えており、番組に応じて切り替えることが可能です。
In Converter/Out Converter
入力映像変換部メニュー
全入出力の映像変換に関する設定値が監視でき、機能毎の選択ボタンによって、機能メニューが展開し、簡単に設定値を操作することができます。また、設定値をライブラリ保存することによって、他の系統、或いはプロジェクトファイルを超えて共通設定管理することができます。
マルチビューワ
マルチビューワメニュー
マルチビューワ出力系統毎に、分割画面レイアウトを操作できます。
各ウィンドウのリソースレイアウト、分割画面ライブラリが選択できます。ウィンドウ個々のレイアウト編集を行う場合には、専用アプリケーションを開くことで画面デザインが可能です。
DSK(ダウンストリームキーヤ)
DSKメニュー
2K 8ch DSK×2系統、或いは4K 4ch DSKのキータイプ、キープロセス値、キーメモリを操作するメニューです。
プロジェクトファイル
プロジェクトファイルメニュー
マトリクスクロスポイント値、入出力映像変換、マルチビューワ、DSKの管理情報を統合して、運用毎に保存再生できます。運用前に初期値を決定する場合に、登録値から再生できると効率的です。メニューから項目が選択できるため、必要に応じて部分上書き、部分読出しができます。
番組ファイルは500枠備えています。
・アイコンのファイルは個人情報の入力が必須となります。「選択する」をクリックしてください。
のアイコンの場合はファイル名をクリックするとダウンロードできます。
複数のファイルをダウンロードする場合、選択するボタンを押してください。(個人情報の入力が必要)
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2024.10.15
- 放送
Inter BEE 2024
会期:2024.11.13(水) ~ 2024.11.15(金) 10:00 ~ 17:30
開催終了
アーカイブ情報がご覧いただけます
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2024.09.10
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「IBC(International Broadcasting Convention)2024」
会期:2024.09.13(金) ~ 2024.09.16(月)
開催終了
アーカイブ情報がご覧いただけます
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LOGIC JAM 放送機材展
会期:2024.09.03(火) 09:30 ~ 18:00
開催終了
アーカイブ情報がご覧いただけます
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2024.06.17
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九州放送機器展2024
会期:2024.07.17(水) ~ 2024.07.18(木) 10:00 ~ 17:00
開催終了
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第9回 関西放送機器展
会期:2024.07.10(水) ~ 2024.07.11(木) 10:00 ~ 17:00
開催終了
アーカイブ情報がご覧いただけます