製品情報

超小型軽量のカメラヘッド

幅 128 mm x 奥行 111.9 mm ( 突起物含まず ) のカメラヘッドの質量はわずか 1.1kg。2/3 型の光学系を採用した一般的な小型 4K カメラよりも超小型で軽量なため、屋外ハウジングやリモコン雲台を用いた運用など幅広い活用が可能です。映像を上下反転して出力することも可能なので、カメラの取付け場所や取付方法を選びません。

高画質

4K の高解像度に加えて、スタジオカメラと同等の S/N 比 62 dB と高感度 F10 を実現。 また、BT.2100 に準拠した Hybrid Log Gamma を標準採用し、映像の再現性として幅広いダイナミックレンジを誇ります。高品質な HDR 映像の制作だけでなく、明暗差の大きい白昼の屋外と日陰のような被写体の監視用途にも最適です。光学フィルターは 2 層・5 ポジションのフィルターターレットにスタジオカメラと同じ構成を採用しているので、きめ細かな入射光の調整が可能です。

多彩な映像表現

F ドロップ補正 (OVC) 機能

ズームレンズに特有の周辺光量の低下や、テレ端での開放 F 値低下を補正する OVC 機能を搭載。開放絞り付近での撮影においても常に理想的な画質を得ることができます。

※要　対応レンズ

HDカットアウト

4K 映像の任意のエリアを HD イメージサイズで切り出すことで、画角の異なる 2 種類の映像を同時に出力することが可能です。電子ズームと異なり、切り出したエリアはフル HD の解像度を保持しています。

2ピース構成によるリモ－ト運用

カメラヘッドと CCU 間の接続には、標準的なシングルモードファイバーケーブルを使用し最大 10 km 延長することが可能です。下り ( カメラヘッド → CCU) 方向に非圧縮の映像を伝送するだけでなく、双方向の1000BASE-T のイーサネットランクにも対応しているので、リモコン雲台の制御やプロンプターのような原稿信号送信など、さまざまなアプリケーションにおいて運用の自由度を高めることができます。

充実したインターフェース

12G-SDI の 4K 映像本線出力に加えて、HD 映像の本線 (3G/HD-SDI) を同時に出力することができます。前出のイーサネットトランクとは独立した OCP 用のLAN ポートを備えており、スタジオカメラと同じ OCP を使用することが可能です。外部から入力した R&G タリー信号はカメラヘッド側で出力できる他、オプションのタリー表示灯を点灯することができます (R タリーのみ )。

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