製品情報

新開発2/3型4KCMOSセンサによるReal 4K超解像度

2/3型8Mpixelのセンサによる4K(3840×2160)の超解像度を実現。 F10 (4K/60p)の高感度と高いS/Nを備えています。
単板式センサやピクセルオフセット技術と異なりネイティブ4K3板式のセンサを採用することで、4K超解像度と優れた色再現性を実現します。

次世代高速ビデオプロセッサ“AXII”

HDはもちろんのこと、次世代映像フォーマットである4K/8Kにも対応するIkegamiオリジナルのビデオプロセッサ“AXII”を新たに開発しました。
4K、8K映像の大容量データにも対応する高速処理技術により、様々なフォーマットにおいて高解像度映像処理を実現します。高信頼性と低消費電力を両立した新たなビデオプロセッサです。

2/3型B4マウントを採用

放送用HDカメラの主流であるB4レンズマウントの採用により、既存の標準的なHDレンズを使用することができます。
また、2/3型センサの搭載により、主にスポーツ中継などに最適な深い被写界深度を実現しました。HDカメラと変わらぬ運用性で、4K映像制作が可能です。

16軸色補正

16軸の色域を色相と彩度の両方を正確に調整します。 リアルタイムに動作するため、ライブ・マルチカメラ運用の現場でカメラの色合わせに威力を発揮します。

HDRモード

HDRの国際標準規格（ITU-R BT.2100)に準拠し、HLG（Hybrid Log Gamma)を搭載。
暗部から明部までの表現可能な範囲を拡大した高ダイナミックレンジ映像と豊かな色彩表現（広色域）が可能です。

人間工学から生まれたデザイン

小型・低重心設計により、肩乗せ時のバランスが格段に向上しました。また、ハンドルの機構を見直すことでカメラ越しの視認性が大幅に向上しました。
■ レンズコネクタをより接続しやすい位置に改良
■ ショルダーパッドの可動域をより広く改良
ショルダーパッドの前後方向の可動域をより広くし、それぞれ最適なバランスに調整することができ、より快適な撮影が可能。
■ VFの位置を3方向に調整可能
前後・左右への調整に加え、上下に2ポジションの調整が可能。

超広帯域ファイバ伝送

CCUに40Gbps光トランシーバを搭載し、カメラ-CCU間の超広帯域を実現しました。非圧縮のRGB 4:4:4信号の伝送が可能なため、クロマキー合成時により滑らかで自然な表現を実現します。

カメラコントロールユニット　CCU-430

UHK-430用のカメラコントロールユニットです。ファイバケーブルを使いカメラとの映像、音声、コマンド信号の伝送や、カメラへの電源供給を行います。
4K、HDの信号に対応しているため、HDから4K制作へのスムーズな移行をサポートします。カメラ-CCU間は最大10km延長が可能です。

多彩なビデオインタフェース
■ 出力信号は4KとHDの切替が可能3G-SDI×4で4K出力が可能（Square division/2sample interleave divisionの切替が可能）
■ 4KとHD（4Kダウンコンバート/4Kカットアウト）のサイマル運用が可能。（オプションのプラグインボードで対応）
■ コンパクト（3U）な筐体と軽量化を実現。

ビューファインダ

運用形態によって選択可能なビューファインダを3機種ラインアップしました。新フォーカスアシスト機能により、フォーカス合わせがシビアな4K映像制作を強力にサポートします。
デジタルインタフェースを採用しカメラとの間は双方向のメニューアクセスが可能です。7型、7.4型のビューファインダでは、WFM、ベクトル表示が可能です。
■ VFE741D 7.4型OLED
■ VFL701D 7型フルHD LCD
■ VFL201D 2型LCD

システムエクスパンダ　SE-U430

高倍率大型レンズや大型ビューファインダ(VF) を取付け、ライブカメラと同等の運用を可能にするシステムエクスパンダです。
レンズロックを解除するだけで光軸を維持したままカメラを後方にスライドさせることが可能な機構を搭載し、レンズ着脱の作業性が大幅に向上しました。

12G-SDI出力

オプションモジュール（12G OUTボード）を装着することで12G-SDI信号を出力可能になり、4K信号を同軸ケーブル1本で接続できます。

• 12G-SDI信号を最大8出力。
• 4K QUAD LINK出力、HD/3G SDI出力も切替で出力。
• 12G-SDI とQUAD LINKを同時に出力。
  (注：12G-SDIとQUAD LINKを同時に出力する場合、QUAD LINKのフォーマットは3G-SDI Level-A 2SI です。)

MoIP_GWモジュール（オプション）

CCU-430は、オプションのMoIP_GWモジュールを実装することにより、映像および音声、メタデータのIP伝送を実現。より柔軟な システム構成が可能になりました。
MoIP_GWは25GbEまたは10GbEの非圧縮4K IPメイン出力の高画質かつ低遅延映像伝送を 可能にし、4K番組制作をサポートします。
また、SMPTE　ST.2022-7に準拠し、2個目のSFPモジュール（オプション）を使用する ことで冗長化が可能です。

• SMPTE ST.2110に基づく非圧縮4K IP本線出力をサポート。
• 25GbEと10GbEのそれぞれにおいて、マルチモード（短距離伝送）とシングルモード（長距離伝送）のSFPモジュールを用意。
• 4K、HD同時出力可能。※4K/HDサイマル出力モジュール（オプション）が必要です。
• MoIPとSDI（12G、3G、1.5G）の同時出力が可能。

MoIP I/F ×4ポート

- SDI Out（12G/3G/1.5G） ×2ch
- HD RET Out ×4ch
- HD QTV Out ×2ch
- HD Trunk In ×1ch
- HD MON In ×1ch
- Sync Out ×1ch
- GbE Trunk ×1ポート

・アイコンのファイルは個人情報の入力が必須となります。「選択する」をクリックしてください。
のアイコンの場合はファイル名をクリックするとダウンロードできます。
複数のファイルをダウンロードする場合、選択するボタンを押してください。（個人情報の入力が必要）