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放送

2019.10.21

琉球朝日放送(QAB)様より沖縄県初となるレドーム型SNG中継車設備を受注

 池上通信機株式会社は、琉球朝日放送株式会社様(以下:QAB様)より沖縄県初*となるレドーム型のSNG中継車設備を受注いたしました。納車は本年12月を予定しています。
*当社調べ。2019年9月現在
 本SNG車は、2000年度に導入(2008年度にHD化)された現SNG車の更新となりますが、従来のパラボラ型アンテナに代えて、レドーム型アンテナを採用したことが大きなポイントです。強風に強いレドーム型アンテナを採用したことにより、沖縄地方に特に多い台風の際もSNGを利用することが可能となります。また、車両をジャッキアップすることなくSNGのアップリンクが可能なため、中継現場のスタッフの作業も軽減。アップリンクまでの時間を大幅に短縮し、放送現場等でのスピーディな番組作りを実現いたします。
シャーシはいすゞエルフ(ワイドキャブ・高床2WD・馬力150PS)を採用。全長5.75m × 全高3.27m × 全幅2.14mのボディにカメラ常設4台(最大6台)規模の最新鋭の設備を搭載し、報道中継から制作番組まで、幅広い番組作りをサポートいたします。
 スイッチャは中継車用として豊富な実績を誇るCSS-400を採用。CSS-400は、QAB様のAサブ/Nサブで採用されている池上製MuPS-4000スイッチャと同一シリーズの小型モデル(本体1Uサイズ)であり、また今回採用される操作パネルDCC-053はNサブの操作パネルと同一の2Uサイズのものとなります。スタジオ/SNG中継車で同一の操作パネルを採用することでオペレータの負担を軽減いたします。
 カメラについても、Aスタジオで使用しているHDK-79GXをあらたに2式採用。スタジオ・SNG車間で共用し、運用性の向上を実現いたします。
 池上通信機は、これまで累計900 台以上の中継車を納入してきましたが、特にSNG中継車などの小型中継車では業界トップのシェアを維持しています。池上通信機は、これからも信頼性が高く、使い勝手の良い中継車を製作し、お客様の中継業務・番組作りを通して、社会に貢献してまいります。

SNG中継車概要
システム構築・全体製作 池上通信機
シャーシ いすゞエルフ(ワイドキャブ・高床2WD・馬力150PS)
サイズ 全長5.75m × 全高3.27m × 全幅2.14m
SNGシステム 東芝
SNGアンテナ 東京計器
架装 京成自動車
発電機 富永物産(20KVA)
ポール ユアサ工機(10m級)
スイッチャ 池上通信機(CSS-400・18入力9出力)
ルーター 池上通信機(MuPS-4000R・36入力27出力)
カメラ 池上通信機(HDK-79GX 2台)
モニタ 池上通信機(各種 6台)
ミキサー シグマ(SS-884eRM)
インカム RTS(ODIN 32)

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