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放送

2022.08.24

株式会社新潟放送様から ニュースサブシステム、テレビサブシステムをあわせて受注

 池上通信機株式会社は、株式会社新潟放送様より、ニュースサブシステム(以下、ニュースサブ)と、テレビサブシステム(以下、テレビサブ)を受注いたしました。ニュースサブは2022年の3月に納入を完了し、すでにニュース番組等で運用されています。またテレビサブは現在製作中で、2023年1月から運用開始の予定です。

 ニュースサブは2005年に納入した当社システムからの更新になります。既存サブの運用形態を踏襲しながら、専門的な知識や経験を必要とせず、ワンマンで効率よく簡易な操作で送出できるOTC(ワンタッチコントロール)中心のシステムを構築することにより、放送頻度の高いショートニュース送出に特化したニュースサブとして運用されています。

 一方、テレビサブは、情報番組などの生放送に適した機器で構成され、充実した機能でハイクオリティな番組制作が可能なシステム構成となっています。4K-HDRの映像制作にも対応し、スイッチャー、ルーターおよび周辺機器はHD/3G/12G-SDIのマルチフォーマットに対応した機器で構成されています。

 両サブの映像制作スイッチャーには、4K放送システム対応「MuPS-5000シリーズ」を採用。ルーターには、豊富な入出力をもつ4K放送対応「UHSM-220220」を採用しています。また、周辺機器に、モジュールごとに複数の機能を搭載できる「OnePackⅡ」を採用することにより、拡張性の高さと省スペース化を実現しています。

 さらに、今回のニュースサブ、テレビサブの更新における大きな特長として、ルーターの共有化があります。異なるサブで素材の共有を可能としたシステム設計は、運用性を確保しながらもコストパフォーマンスに大きく貢献しています。

 更新前のニュースサブは、当社が納入して以来15年以上お使いいただきました。今回の両サブシステムも長期間での使用が想定されています。池上通信機は、長期間の運用もサポートできる保守およびサービスの向上に努めるとともに、さまざまなご要望や運用形態に合ったシステムソリューションを提案してまいります。

【ニュースサブの主な構成機器】
スイッチャー   :   MuPS-5000 中型スイッチャー 40入力 × 20出力、2M/E(6Uサイズ、最大60入力×40出力)
ルーター※      :   UHSM-220220 200入力× 200出力 (最大220入力×220出力)
周辺機器    : OnePackⅡ シリーズ
OTCシステム : Ikegamiオリジナルシステム

※テレビサブと共用

 【テレビサブの主な機器構成】
スイッチャー    :   MuPS-5000 3ME 大型スイッチャー 80入力 × 40出力、3M/E(4K:20入力×10出力、2ME)
         (14Uサイズ、最大120入力×60出力)
周辺機器       :  OnePackⅡシリーズ

 《ご案内》
新潟放送様は、1952年に新潟地区初の民放局、「ラジオ新潟」としてスタートして以来、地元新潟に根ざし、地域に密着した放送局として歩んでこられました。
今年2022年の10月に開局70周年を迎える、新潟放送様の公式Websiteは、こちらです。
https://www.ohbsn.com/

ニュースサブ卓外観

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