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放送

2024.08.01

第50回放送文化基金賞にて「かぐや」搭載ハイビジョンカメラ開発グループ及び番組制作グループ 放送文化基金50周年記念賞を受賞

 このたび、第50回放送文化基金賞にて、「かぐや搭載ハイビジョンカメラの開発グループ及び番組制作グループ」が放送文化基金50周年記念賞を受賞し、2024年7月9日にオークラ東京にて受賞式が行われました。

 放送文化基金賞は、過去1年間(4月~翌年3月)の放送・配信された中から選ばれた、優れた番組・コンテンツや個人、グループに贈られる賞です。今回は第50回の開催として、放送文化基金50周年記念賞5件の受賞が決まり、「初めて見る“地球の出“中継の実現」の業績に対して「かぐや搭載ハイビジョンカメラ開発グループ及び番組制作グループ」も受賞しました。

 2007年に打ち上げられた宇宙航空研究開発機構(JAXA)様の月周回衛星「かぐや」に搭載されたハイビジョン動画撮影用のカメラ開発において、日本放送協会(NHK)様のご指導のもと、撮像と映像処理部分を弊社で担当いたしました。放送局で使用される高画質なカメラの技術をベースに、真空であること、温度変化が激しいこと、宇宙線に晒されること等の過酷な宇宙環境や、打ち上げ時の激しい振動と衝撃に耐えるためのさまざまな対策を施し、7年もの歳月をかけて開発されたカメラは、過酷な環境の宇宙空間においても高精細の映像を撮影することに成功。世界で初めてハイビジョン動画で月面における地球の「入りと出」を撮影したことでも大きな話題になりました。

 池上通信機は、これまで培ったスキルと技術、あくなきチャレンジ精神のもと、これからも革新的な製品およびシステムを開発し、社会に貢献してまいります。

▼第50回「放送文化基金賞」表彰対象についてはこちらのWEBサイトをご参照ください。
https://www.hbf.or.jp/awards/article/50_hbfprize

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