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放送

2022.11.11

SDI/IP変換ゲートウェイ「IMR-200」を新開発 ~SDIとIPのハイブリッド化を実現~

 池上通信機株式会社は、SDI/IP変換を行う「IP Media Gateway IMR-200」を開発しました。2022年11月16日(水)から11月18日(金)まで幕張メッセで開催される、Inter BEE2022に出展します。また同展のInterBEE IP PAVILION 「制作サブ」でも使用される予定です。

IMR-200

IMR-200




IMR-200(背面)

IMR-200(前面)



 同軸ケーブルを用いたSDI(Serial Digital Interface)による映像伝送に対して、4K/8Kなどの高精細映像を扱う必要性の高まりと、同軸ケーブルの高周波特性の限界、Ethernetの圧倒的な速度向上を背景に、複数の映像や音声信号を集約して双方向通信を行う、IP(Internet Protocol)伝送への期待が高まっています。特にライブシステムを実現するIP環境を実現するものとして期待を集めているのが、SMPTE ST 2110規格です。

 「IMR-200」は、SDIとIP間のプロトコル変換を相互に行うゲートウエイです。SMPTE ST 2110規格に従って高精度な同期を維持しながら、映像、音声およびそれらに付属するデータを個別のストリームとして効率良くIP伝送し、現在多く見られるSDI環境とIP環境が混在する番組制作システムにおいて、それらを連携させたSDI/IPハイブリッド化を実現します。

 「IMR-200」は次のような特長を持ちます。

・SMPTE ST 2110規格に準拠(ST2110-10/20/21/30/31/40)
・AMWA NMOS IS-04/05対応
・筐体は、ラックマウント1U、奥行500mm。スペースが限られた中継車への搭載も可能
・1筐体で、HD映像に対してSDI→IP 16本、IP→SDI 16本を同時に変換、またはUHD映像に対してSDI→IP 4本、IP→SDI 4本を同時に変換

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