放送
2023.10.23
スカパーJSAT株式会社様へ初となるスタジオ・サブシステムを納入
第1スタジオ/SUBで順調に運用
池上通信機株式会社は、スカパーJSAT株式会社(以下、スカパーJSAT)様よりスタジオ・サブシステムを2022年1月に受注し、2023年3月に全システムの納入を完了しました。現在まで円滑に運用されています。
スカパーJSAT様は、多くのお客様に長年親しまれている有料多チャンネル放送サービス「スカパー!」を提供するメディア事業および、17機の静止衛星を保有し、アジア最大規模の衛星通信サービスを提供している宇宙事業を両輪とする国内唯一の事業会社です。池上通信機は、スカパーJSAT様の衛星放送や動画配信のコンテンツを集積し、放送および配信するための番組制作設備、送出設備を保有する「スカパー東京メディアセンター」の第1スタジオ/SUBの設備を、初めて納入する機会をいただきました。
1SUB全景
MuPS-5000 操作卓
第1スタジオ/SUBは、HD番組の収録ができる汎用スタジオとして、同社制作のアイドル番組やタレント・人気レスラーで作り上げるバラエティ番組などに使用されています。また、その高機能な番組制作設備、バーチャルシステム等の充実したインフラ、制作に必要なコーディネートなどを外部にもご提供され、トーク番組の収録などに使用されています。
サブシステム内の番組制作、素材収録、編集や配信まで一貫して統合することにより、重複した業務・設備を省きコンパクトな設備構成とし、かつ充実した番組制作を実現したいというご要望にお応えする池上通信機の提案が評価され、ご採用いただきました。特にシステム構成のメイン機器であるスイッチャーの機能、マルチビューワー・SDI・ルーターおよび周辺機器との連携機能や設定機能が優れていた点などをご評価いただきました。「初めての池上製サブシステムとなりましたが、オペレーションの習得も容易で、他のサブシステムと同等に使用していけることなどの安心感があり、順調に運用が続いている。」とのお声をいただいています。
池上通信機は、長年放送市場で培ってきた映像技術で、社会インフラ構築の一翼を担い、社会から必要とされる企業であり続けます。
主な機器構成
- 制作中型スイッチャー 「MuPS-5000 Series」 (3M/E操作卓) 1式
- 大型ルーティングスイッチャー 「UHSM-220220」 1式
- 24型フルHD マルチフォーマット 液晶モニター HLM-2460W 3式
- 17型フルHDマルチフォーマット液晶モニター HLM-1760WR 8式
- 9型フルHDマルチフォーマット液晶モニター HLM-960WR 13式
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