放送
2022.12.16
タイ の国会中継用に初の4KカメラシステムとしてUHK-430 8式を納入 バンコクの国会議事堂にて本格運用開始
池上通信機株式会社は、タイ国会ラジオ・テレビ放送局であるThai Parliament Television（以下、TPTV）様へ、タイの代理店 B.E.C. Co., Ltd.（以下、B.E.C.）様を通じて、4Kカメラシステム「UHK-430」を8式納入しました。4Kカメラシステムの導入は同局初となり、2020年に完成したバンコクのサッパヤ・サパサタン国会議事堂で本格運用が始まりました。
タイの国会(国民議会)は、上院の元老院と下院の人民代表院の両院制となっています。TPTV様は、国会を衛星放送で中継することを目的として2006年8月に設立されました。現在では国会中継に加え、政治問題や教育、子供向けの番組をライブや収録で放送しており、YouTubeでもチャンネル名「TPchannel」で配信されています。
「UHK-430」は、4Kならではの高解像度と３板式による優れた色再現性で非常に高品質な撮影を可能とします。また、カメラコントロールユニット「CCU-430」にオプションのMoIP基板を実装することで、将来のIP運用に対応できることも高く評価いただきました。
B.E.C.様は、25年以上にわたり池上製品の販売代理店としてタイ市場で販売活動を行ってきましたが、その優れたアフターサービスはタイ市場で高い評価を獲得しています。今回TPTV様による当社製品採用の背景には、これまでの実績や卓越した性能、将来のIP拡張性の高さや運用性等に加え、B.E.C.様によるタイ市場での長年の販売およびサポート実績への高い評価があった、と考えています。
池上通信機は、アジア各国をはじめ世界のさまざまな国で、アナログからHD、そして4K/8Kへと更新が進む中で、放送技術の進歩を取り入れ、より高精細・高品質なコンテンツ制作をされるお客様にご満足いただける製品・サービスを提供し続けます。そして日本国内、海外にかかわらず性能、品質、耐久性、メンテナンス対応において、これまで以上にお客様の信頼と期待にお応えしてまいります。
