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放送

2023.09.26

シンガポールの大手制作会社 RE:LIVE Productions様にて UHK-X700 4K/HDカメラシステムを採用

池上通信機株式会社は、シンガポールにて映像制作・ライブストリーミングサービスおよびイベントマネージメントを手掛ける大手プロダクションのRE:LIVE Productions(以下、RE:LIVE) 様へ、4K/HDポータブルカメラシステム「UHK-X700」を3式納入しました。RE:LIVE様のスタジオでの運用に加え、レンタル機材としても提供されています。

       

 RE:LIVE様には、過去5年間にわたり当社の16-bitフルデジタルカメラシステム「HDK-55」を運用いただいてきましたが、今回1080p 50/60Hzハイビジョンへのアップグレードの一環として「UHK-X700」をご採用いただきました。幅広い顧客要件に対応を求められるRE:LIVE様にとって「UHK-X700」は、複数のフォーマットでのコンテンツ制作に対応できるカメラだとご期待いただいています。

RE:LIVE様は、シンガポールを拠点とする映像制作会社で、複数台のカメラを組み合わせての同時運用、撮影を専門におこなっています。2008年に設立され、Pufferfish Productionとして親しまれてきましたが、2023年にRE:LIVE Productionsへリブランドされました。テレビ広告の制作・放送局や企業のビデオ制作・イベント取材・ライブ配信・ポストプロダクション・リマスタリング・オンラインストリーミングなど、幅広いサービスを提供しており、プロフェッショナルな天井照明と電動カメラ雲台等を含む大型舞台設備を備えたスタジオを有しています。

今回は、「UHK-X700」に加え、「BSX-100」およびオペレーションコントロールパネル「OCP-300」、Digital I/F LCD カラービューファインダー「VFL701D」、2型 Digital I/F LCD カラービューファインダー「VFL201D」をご導入いただきました。

   

「UHK-X700」は、放送品質の映像制作やライブストリーミング用途向けに設計されており、ペデスタルマウントや三脚マウント、さらに肩乗せしてのハンディカメラとしての運用が可能です。最新の2/3型CMOS 4Kセンサーを3枚搭載しており、歪みやフラッシュバンドがない自然な映像表現が可能なグローバルシャッターを備えています。標準的なダイナミックレンジSDR(Standard Dynamic Range)からHLG(Hybrid Log Gamma)に対応する高ダイナミックレンジHDR(High Dynamic Range)映像をフルサポートし、SMPTE BT.2020とSMPTE BT.709の色域を個別に選択することも可能です。オプションで、4K最大2倍速、HD最大8倍速のリアルタイムでのハイフレームレート撮影が可能で、スポーツやステージイベントでの素早い動きの撮影などに対応します。

ベースステーション「BSX-100」と組み合わせることで、「UHK-X700」は4Kフォーマットと1080p、1080i、720pなどのHDフォーマットの同時出力をサポートします。「BSX-100」のオプションSMPTE ST2110プラグインMoIPユニットを介して、個別の映像、音声、メタデータを独立したIPマルチキャストストリームとしての伝送もできます。また、4Kとして、「UHK-X700」のカメラヘッドから直接12G-SDI出力が可能となっているため、クレーン取付けなどの遠隔操作システムに組み込むこともできます。

「OCP-300」は、従来の1対1のICCP(池上コマンド)コントロールとイーサネットベースのコントロールに対応しています。ロータリーエンコーダー付きタッチスクリーンLCDに加え、SDメモリーカードスロットを装備し、カメラのフルセットアップと設定データのファイリングが可能です。制御内容により、基本操作、完全操作、およびカスタマイズされた操作アクセスを選択できます。オプションとして、10台以上のカメラの共有操作に対応しています。

”「技術」のチカラで、あなたをしあわせに。” - 池上通信機はこれからも皆様に喜んでいただける製品を提供してまいります。


 

◆ RE:LIVE Productions様のwebsiteはこちらです:https://www.relive.sg/

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