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放送

2020.10.29

2/3型4K/HDグローバルシャッターCMOSセンサ3板式システムカメラUHK-X700を発売

 池上通信機株式会社は、4Kシステムカメラ”UNICAM XE”シリーズの新たなラインアップとして、グローバルシャッター機能を有する新開発の2/3型3板式CMOSセンサを搭載した4K/HDマルチフォーマットシステムカメラ「UHK-X700」を開発。2021年4月から出荷を開始します。

「UHK-X700」は、池上通信機が永年培ってきた放送用映像処理技術を凝縮したデジタルプロセスLSI(ASIC) を搭載。 4K HDR / HD SDRサイマル出力にも対応しているため、4K/HDを問わず、様々なシーンで最適な画作りを可能としています。 また、ベースステーション「BSX-100」との組み合わせにより、4K/HD両映像方式の同時出力に対応し、4K/HDが混在するサイマル制作にも柔軟に対応するとともに、カメラ本体から4K映像信号を直接出力できることから、カメラヘッドを単体で運用する「ワイヤレスカメラ」などへの応用も可能で、カメラシステムとしての運用性を広めています。 さらにオプションにより4K 2倍速、HD最大8倍速のハイフレームレート撮影が可能で、スポーツなど動きのある被写体を撮影する際に威力を発揮します。

 また、「UHK-X700」は、グローバルシャッター機能を有する新開発の2/3型CMOSセンサを搭載しているため、スポーツやコンサートの中継など動きの激しい被写体の撮影時等に被写体の形が歪む「ローリングシャッター歪み」と、フラッシュの発光により画面の上下に帯状に明暗差が生じる「フラッシュバンド現象」を発生させず、被写体を正確・鮮明に捉えます。

 池上通信機は、「UHK-X700」を ”UNICAM XE” シリーズの新たなラインアップに追加し、国内はもとより、世界の放送局、映像制作プロダクション、インターネットによるストリーミング放送など、様々な映像制作の現場へ向けて積極的な販売を展開してまいります。

 なお、「UHK-X700」は11月18日~20日に開催される、Inter BEE 2020 ONLINE(https://www.inter-bee.com)へ出展いたします。

<主な特長>
●新開発2/3型4KグローバルシャッターCMOSセンサ3板式
●カメラヘッドからの12G-SDI出力によるヘッド単体運用可能
●4K2倍速、HD最大8倍速のハイフレームレート撮影に対応(BS接続運用時)
●HDR(HLG)/SDR、BT.2020/BT.709カラースペースに対応
●4K HDR / HD SDRサイマル出力に対応
●低重心でバランスのとれたカメラマンが担ぎやすい重量配分

周辺機器
・システムエクスパンダ SE-U430
・ビューファインダ 2型LCD「VFL201D」、7型フルHD LCD「VFL701D」、7.4型OLED「VFE741D」
・コントロールパネル OCP-300

型名 UHK-X700
出荷開始時期 2021年4月

主な仕様

撮像素子 2/3型 4K グローバルシャッターCMOS×3枚
レンズマウント B4
感度 F10 (4K/60p)
動作温度 -20 ℃ ~ +45 ℃
動作湿度 30% ~ 90% (非結露時)
外形寸法
W148.5×H243×D340mm(ハンドル含む)

※本リリース内容は、発表時点での情報です。予告なく内容が変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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