放送
2020.11.05
光ケーブルテレビ「eo光テレビ」を運営される株式会社オプテージ様へ 4Kカメラシステム「UHK-430」 3式を納入
池上通信機株式会社は、関西地域でFTTHサービス「eo光テレビ」を提供されている株式会社オプテージ様(以下、オプテージ様)に、4K/HDカメラシステム「UHK-430」3式を納入いたしました。今回納入した「UHK-430」は、2020年3月23日から運用を開始しています。
オプテージ様は、関西一円に張り巡らされた光ファイバーを利用した「eo光」を中心に、個人、法人向けに各種光通信サービスを提供されています。また、携帯電話サービス「mineo(マイネオ)」の全国展開もされており、AIや5Gといったトレンド技術を取り入れた画期的な新事業の創出にも注力されています。
今回の納入は、「eo光テレビ」の地域情報チャンネル「eo光チャンネル」の番組制作スタジオで運用されていた池上通信機のHDカメラの更新となります。
更新にあたってオプテージ様は、HDで構築された既存のスタジオサブシステムは継続して使用しながら、カメラシステムを最新の設備にすることを検討され、既存システムとの親和性はもちろん、高い信頼性を要求されていました。この要求に対し、池上通信機は、従来のHDカメラシステムと同様の操作性を実現しつつ、将来の4K放送対応も視野に入れ、HDと4Kのマルチフォーマットの運用に対応し、ニューススタジオやTVショッピングスタジオでの24時間/365日 の運用実績を誇る4K/HDカメラシステム「UHK-430」をご提案し、採用に至りました。また、従来のHDカメラの安定した運用実績と、これまでのメンテナンス対応も評価いただけたと考えています。
受注後の現地調査の結果、カメラシステムの調整を行う周辺機器とカメラコントロールユニットの省スペース化と、各種イベントの中継でカメラ設備をスタジオ外で運用する際の可搬性の向上が課題となりましたが、通常1つのラックに収納する周辺機器とカメラコントロールユニットをそれぞれ2分割できる可搬型の小型ラック2つにコンパクトに収納することで解決し、ご満足いただくことができました。
池上通信機では、今後もお客様のご要望にお応えすべく、最新の4K対応カメラシステムと、先進のスタジオサブシステムをご提案、ご提供してまいります。
【納入機器構成】
・4K/HDカメラシステム UHK-430 3式
・2型ビューファインダー VFL-201D 3式
・7型ビューファインダー VFL-741D 3式
・カメラコントロールユニット CCU-430 3式
・オペレーションコントロールパネル OCP-300 3式
・CCUラック (8U+6U) 1式
・VEラック (5U+7U) 1式

制作スタジオのUHK-430

制作スタジオのUHK-430

CCU(奥)とコントロールパネル(手前)

「オプテージビル」外観

「オプテージビル」外観