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2024.04.15

HDカメラシステムHDK-X500および60シリーズ24型、18.5型LCDモニター2機種を新開発

グローバルシャッター方式CMOSセンサー採用
HDカメラシステムHDK-X500および
多彩な機能を有する60シリーズ24型、18.5型
LCDモニター2機種を新開発

 池上通信機株式会社は、フラッグシップである「UNICAM XE」シリーズの新たなラインアップとしてHDポータブルカメラシステム「HDK-X500」と、映像制作に求められる多彩な機能を搭載した60シリーズLCDモニターの新たなラインアップとして24型および18.5型フルHDマルチフォーマット液晶モニター「HLM-2460WA」、「HLM-1860WR」の2機種を新開発しました。

 「HDK-X500」は、グローバルシャッター方式の2/3型3板式CMOSセンサーを搭載しており、動きの激しい被写体の撮影時等に被写体の形が歪むローリングシャッター歪みやフラッシュバンド現象を発生させない高画質映像を再現し、幅広い制作用途に最適です。対応レンズを装着することで、ズームレンズで発生するFドロップや周辺の光量低下を自動で補正します。また、軽量・小型と高性能を両立したベースステーション「BSX-100」と組み合わせることにより、オプションで4Kアップコンバートに対応します。さらに、SMPTE ST2110準拠したMoIPインターフェースをオプション搭載できるためIP化へも柔軟に対応できます。

 カメラの制御操作を行う周辺機器としてコントロールパネル「OCP-500」も同時開発しました。パネル幅を82mmまでスリム化し、機能を損なうことなく省スペース化を実現します。

HDK-X500

OCP-500

 「HLM-2460WA」は、定評ある機能とパフォーマンスを継承しながら、1800:1 の高コントラスト比により、一層の高画質を実現します。また、WUXGA 解像度のLCD パネルを採用しているので、特にノンリニア編集機との組合せ運用に最適です。

 「HLM-1860WR」は、19インチラック幅・7RUの筐体に、従来の17型より大きな18.5型の高輝度LCDパネルを採用し、明るい屋外でも見やすい映像表示が可能です。オプションのラックマウントアダプターを使用して、19インチラックへの取付けも可能です。

 2機種ともに3G/HD/SD-SDI入力はもちろん、HDCP対応のHDMI入力にも対応します。また、TSL V5.0 プロトコルの採用により、タリーやUMDの表示もイーサネットでシステムに統合することが可能であり、編集室でのハイエンドモニターとしての活用やモニターウォール等、多用途に使用できます。

HLM-1860WR

HLM-2460WA

 これらの新製品は、4月13日から17日にアメリカのラスベガスで開催される「NAB Show 2024」に出展しています。

HDポータブルカメラシステム HDK-X500

[主な仕様]
撮像素子:2/3型 グローバルシャッターCMOS×3枚
レンズマウント:2/3型 バヨネット (B4 type)
感度:F11(1080i/59.94)、F12(1080i/50)
出荷開始時期 2024年7月予定

24型フルHDマルチフォーマット液晶モニター HLM-2460WA

[主な仕様]
解像度:1920×1200
サイズ:24型
コントラスト比:1800:1
画面輝度:400 cd/m2
表示色:10.7億色
出荷開始時期 2024年9月予定

18.5型フルHDマルチフォーマット液晶モニター HLM-1860WR

[主な仕様]
解像度:1920×1080
サイズ:18.5型
コントラスト比:1000:1
画面輝度: 500 cd/m2
表示色:1,677万色
出荷開始時期 2024年9月予定

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