放送
2018.01.31
株式会社ジャパネットたかた様の東京・麻布十番の新スタジオ
ジャパネットたかた様は、オフィスを2017年5月に移転・統合し、東京・麻布十番に新オフィスを開設しました。これまで六 本木にあったテレビスタジオを、同オフィス内に移設リニューアルオープンし、7月7日より放送を開始。六本木スタジオの マスター、スタジオ、編集などの放送設備を一括して納入した当社が、これらを麻布十番オフィスへ移設・再構築しまし た。ロボットカメラシステムを備えたBスタジオは、無人化をコンセプトに、当社が受注、新設をおこないました。Cスタジ オはネット専用スタジオとしてこちらも新設されています。Bスタジオは、オフィスとのつながりを大切にされており、スタ ジオの壁には窓が設けられ業務エリアから収録の様子をいつでも見られるようになっています。
麻布十番オフィスの移設、開設について
麻布十番オフィスAスタジオの設備は、2012 年に開設した六本木スタジオの機器をそのまま移設しています。Bスタジオは新設で、 生放送と収録を並行して行うことで、収録本数を増やすことを目的に設備されました。3つのスタジオが完成したことで、現在は午後帯に生放送を3本放送しているそうです。
Bスタジオでの収録
B スタジオにおけるロボットカメラシステムの導入
ジャパネットたかた様では、Bスタジオ開設にあたり、Aスタジオは生放送、Bスタジオは収録とし、運用の目的を明確にしました。そ の中で、あまり人手をかけずに運用していくにはどのような方法があるかを考え、Bスタジオはロボットカメラによるワンマンオペレーションでの収録を選択されました。
Bサブ
当社選定理由について
今回、Bスタジオの新設に際しましては、前回の六本木スタジオの施工での当社の信頼と安心感を高く評価頂きました。また、スペー ス的な制約があるなか、コンパクトで運用性の高いシステムを提案できたことが、受注の決め手となりました。
ロボットカメラの運用
短い尺のスイッチングでは、次のシーンの画角合わせを瞬時にしなければならず、カメラマンではなかなか難しい面もあります。ロ ボットカメラの場合には、画角を記憶していますので、瞬時に確実な画角合わせが可能です。ジャパネットたかた様では、ロボットカメラの利点を商品撮影に生かした運用をされています。
Pロボットカメラのオペレーション
Bスタジオについて
Bスタジオは天井が低く、商品撮影においてテカリがでてしまう懸念がありましたが、ジャパネットたかた様では、照明をできるだけ 上につける工夫をして対応されています。スタジオと隣接して執務室があり、バイヤーの方やインターネット関連のスタッフの方もいらっしゃるので、どのように商品を訴求しているのか、スタジオの様 子がわかるように、スタジオにはガラス窓がついています。
Bサブ スイッチャ CSS-400
ジャパネットたかた様では、豊富な種類の商品をお客様にご紹介するため、様々な番組制作に取り組んでおられます。 Bスタジオの運用は、ロボットカメラの可能性を追究する機会でもあります。
より多くの物をより判り易く伝えたいというジャパネットたかた様のご要望にお応えするため、当社では今後も表現豊かな番組制作 の実現に向け、高い映像技術力で貢献してまいります。
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