放送
2025.02.10
ボートレース戸田様にボートレース実況用の映像システムを納入
~ 迫力あるボートレース映像を提供 ~

UHK-X700

MuPS-5000 Series
池上通信機株式会社は、ボートレース戸田様へボートレース実況用の映像システムを納入しました。既に運用を開始されています。
ボートレース戸田様は、2007年に当社のHD映像システムを導入されており、17年という長きにわたりボートレース実況にご使用いただたいてきました。このたび「映像情報トータルシステム」としての更新に当たり、カメラ撮影から映像制作までを行う「実況カメラシステム」として、4K/HDポータブルカメラシステム「UHK-X700」、4K/HDマルチパーパスカメラ「UHL-F4000」、および3U小型サイズの4K/HDマルチフォーマットスイッチャー「MuPS-5000 Series」等を主な構成とする映像システムをご採用いただきました。
「UHK-X700」は、スタートからバックストレッチ、ゴールまでの映像を捉えるためのセンターカメラとして、独特なフライングスタート方式*1 でスタートするボートレースならではのバーチャルスリット*2に対応したカメラシステムです。旋回台とズームを遠隔操作するターンマークカメラでは、ハウジングに収納するために4Kカメラでありながらコンパクトで軽量、省電力なカメラヘッドを特長とする「UHL-F4000」を提案し、ご採用いただきました。コーナーで水しぶきが跳ね上がる迫力あるターンと俊敏なハンドルさばきを色再現性の良い高画質な映像で再現します。映像操作室では、「MuPS-5000 Series」で映像制作を行い、場内・場外に映像を表示させるとともに、配信システムへと送出します。ライセンスの追加でアップグレードが可能なため将来の4Kによる映像制作にも対応できます。
全国に24あるボートレース場のうち、半数近くのお客様で当社カメラをご採用いただいており、その実績やノウハウが今回ご採用いただいた要因の1つとなったと考えています。また、今までご使用いただいてきた機材の安定性・信頼性と、充実した保守サービスを提供してきたことも、高くご評価いただきました。
池上通信機は、これからもボートレースを始めとした公営競技場向け映像システムの提案はもちろん、映像制作に携わるお客様のご要望にかなうシステムと高品質な映像を生み出す製品を提供し続けます。また長きにわたり安心してご使用いただけるよう保守・サービスの提供にも努めてまいります。
*1 フライングスタート方式:
決められた時間内にスタートラインを通過するボートレースならではの独特なスタート方式。
*2 バーチャルスリット:
フライングスタート方式のスタートタイミングをわかりやすくするために、スタートラインまでの
距離を一定の間隔で引かれたラインを映像上に表示させる画像処理。
【主な機器構成】
- 4K / HD ポータブルカメラシステム 「UHK-X700」 2式
- 7型LCDビューファインダー 「VFL-P700AD」 2式
- リモートパネル 「RM-51A」 2式
- 4K / HD マルチパーパスカメラ 「UHL-F4000」 2式
- リモートパネル 「RM-71F」 2式
- ベースステーション 「BSX-100」 2式
- 小型スイッチャー 4K/2Kマルチフォーマット 「MuPS-5000 Series」 1式
- 4K/2Kマルチフォーマットのモジュラーシリーズ 周辺機器 「OnePackⅡ Series」 1式
《 ご案内 》
ボートレース戸田様の公式websiteはこちらです:
《 納入協力企業 》
- 東日本電信電話株式会社様
- 株式会社東和エンジニアリング様