放送
2024.09.10
「IBC(International Broadcasting Convention)2024」
池上通信機は、2024年9月13日~16日にオランダ アムステルダムRAIで開催される国際放送機器展「IBC(International Broadcasting Convention)2024」に出展します。今回の出展では、UNICAM XEシリーズを中心に、HDから4K、SDIからIP、そして新製品を含むマルチパーパスカメラ、4K/HDモニターなど多様化するお客様のニーズにお応えするソリューションを紹介いたします。ご来場の際はぜひ当社ブースにお立ち寄りください。
開催概要
名称:IBC (International Broadcasting Convention) 2024
会期:2024.09.13(金) ~ 2024.09.16(月)
会場:RAI Amsterdam Convention Centre Hall 12 Booth No. A31
詳細は 「IBC2024」公式ウェブサイトをご参照ください。
https://show.ibc.org/
主な出展製品
カメラシステム
HDポータブルカメラシステム HDK-X500 (新製品)
高性能2/3型CMOSセンサーを搭載したマルチフォーマット対応HDポータブルカメラシステムです。F11の高感度とS/N62dBを誇り低ノイズでクリアな映像を実現します。3Gフォーマット、16軸色補正による高度な色調整など、幅広い用途に対応する機能を搭載しました。HLG (Hybrid Log-Gamma) ガンマカーブによるHDR機能を搭載。暗部から明部まで表現可能な範囲を拡大した広ダイナミックレンジ映像で見た目に近い諧調表現を実現します。
また、新開発の幅82mmの省スペース化を実現したスリムタイプのオペレーションコントロールパネル「OCP-500」(新製品)と組み合わせて運用が可能です。
4K/HDポータブルカメラシステム UHK-X700
「UHK-X700」は、新開発グローバルシャッター対応2/3型 CMOSセンサーを採用し、ローリングシャッター方式と比較して歪みやフラッシュバンドのない自然で高精細な4K映像を再現します。
HLG(Hybrid Log Gamma)方式のHDRおよび広色域 ITU-R BT.2020に準拠しているため、照度差の激しい屋外やイベント撮影などでも自然な映像表現が可能です。VE側のオペレーションパネルからバックフォーカスの調整が可能な「リモートバックフォーカス機能」や高倍率レンズでズーム撮影時に周辺の光量落ちを補正する「Fドロップ補正機能」など映像制作における高い運用性を誇ります。カメラヘッドから直接、12G-SDIの出力が可能なためカメラ単体での多彩な運用スタイルに対応します。
今回は、SE-U430 との組み合わせで大型レンズを装着し、BTL社製ビデオサーバーとの組み合わせでHD 4倍速撮影のデモンストレーションを実施します。
また、「UHK-X700」 をベースモデルに、欧州メーカーによって送信機をカメラ筐体に内蔵させたワイヤレス運用専用機も展示します。本線4K/HD映像と音声の送信に加えて、カメラコマンドの送受信にも対応し本格的なワイヤレス運用が可能となります(日本国内導入は未定)。
4KアップグレーダブルHDポータブルカメラシステム UHK-X600
「UHK-X600」は、新開発グローバルシャッター対応2/3型 CMOSセンサーを採用し、ローリングシャッター歪みやフラッシュバンド現象を発生させずに高画質映像を再現します。4Kライセンスキーを追加することでネイティブ4K出力にも対応可能となるため、将来の4K化に備えたHDカメラとしての導入にも最適です。オプションにより、HDで最大4倍速のHFR(ハイフレームレート)撮影が可能です。中継制作や競技場等で動きの速い被写体を撮影する際に効果を発揮します。HLG(Hybrid Log Gamma)方式のHDRおよび広色域 ITU-R BT.2020に準拠しているため、自然で豊かな映像表現が可能です。対応レンズ使用時には、「リモートバックフォーカス機能」や「Fドロップ補正機能」により、4K/HDにおける最適なカメラ映像の調整が行えます。
ベースステーション BSX-100
「UHK-X750」、「UHK-X700」、「UHK-X650」、「UHK-X600」に接続可能で3Uの小型・軽量化を実現したハーフラックサイズのコンパクトな設計により、中継車や限られたスペースに設置可能なベースステーションです。オプションにより、「4Kで最大2倍速、HDでは最大8倍速のHFR(ハイフレームレート)機能」を搭載可能です。4K/HDサイマル運用に対応するほか、SMPTE ST2110準拠、NMOS IS-04、05に対応したMoIPインターフェースを搭載できるため、IP化へも柔軟に対応します。
HDカメラの新製品「HDK-X500」のほか、「HDK-73」、「HDK-97A」、「HDK-79GX」、「HDK-55」にも対応しており、HDから4K運用へのスムーズな移行をサポートします。
4K/HD超高感度マルチパーパスカメラ UHL-F4000
超高感度4K映像とコンパクト、軽量、省電力なカメラヘッドを特長とする、4K/HD 3CMOS光学ブロック分離型多目的2ピースカメラで、特にヘリコプター搭載用カメラに適しています。高感度グローバルシャッター対応2/3型 CMOSセンサーを採用し、ローリングシャッター方式と比較して歪みのない自然で高精細な4K映像と、高感度を両立しています。さらに最大10倍のデジタルズームや4K映像からHD映像を切り出す「HDカットアウト機能」、霧、もや、煙などの環境下でも鮮明な映像が得られる「画像鮮明化機能」、画像のエッジ部分を強調する「画像鮮鋭化機能」など多彩な機能を装備し、夜間のニュース取材や監視業務に威力を発揮します。
今回は、屋内での運用例を想定し、Vinten社製のリモコンパンチルト雲台との組み合わせで展示します。
4K/HDマルチパーパスカメラ UHL-43
2/3型4K 8M Pixel CMOS 3板式の光学系を搭載した4Kマルチパーパスカメラです。ワンピースタイプのコンパクト設計のため、パンチルトシステムやニューススタジオの顔出し等の用途に最適です。HDRに対応し、ネイティブ4KとHD(4Kダウンコンバート/4Kカットアウト)出力を切り替えて運用することができます。12G-SDI出力を標準装備、オプションで3G-SDI QUAD LINKにも対応します。各種のコントロールパネルとの接続が可能です。
UHL-F4000 同様に、Vinten社製のリモコンパンチルト雲台との組み合わせで展示します。
モニター
24型フルHDマルチフォーマット液晶モニター HLM-2460WA(新製品)
前機種で好評の機能や性能を受け継ぎながら、HLM-2460WA は1800:1の高コントラスト比により、一層の高画質を実現しています。TSL V5.0 プロトコルの採用により、タリーやUMDの表示もEthernetでシステムに統合することが可能であり、モニターウォールに向いています。また、WUXGA解像度の液晶パネルを採用しているので、ノンリニア編集機との組合せにも最適です。
18.5型フルHDマルチフォーマット液晶モニター HLM-1860WR(新製品)
HLM-1860WRは、従来機と同じ19インチラック幅の7RUシャーシに、より大きな18.5インチLCDパネルを搭載したモニターです。TSL V5.0プロトコルに対応し、イーサネットによるシームレスなタリー統合が可能です。500nitsの明るい液晶パネルは、外光が多い環境でも鮮明な画像を再現し、屋内だけでなく屋外でも見やすい映像を表示することができます。
4K/HDマルチフォーマットLCDマスターモニター HQLM-3125X
LEDバックライトを搭載した4K UHD 31.1型 (4096×2160) 10-bit IPS 液晶パネルを採用し、輝度1000 nits、コントラスト比100万:1を実現した4K HDR対応マスターモニターです。 12G-SDI 2入出力、3G/HD-SDI 最大5入出力に加え、HDMI(HDCP2.2)1入力を標準装備しています。HDRはITU-R BT.2100 Hybrid Log-Gamma、SMPTE ST.2084 PQおよび他Logに対応しています。HDRに対応したWFM(RGB/YCbCr)表示およびVSC(Vector)表示が充実しています。ユーザー設定可能な3D-LUTによる色補正が可能。また、長期安定を考慮したユニフォーミティ補正機能を備えています。
4K/HDマルチフォーマットLCDモニター HQLM-3120W
LEDバックライトを搭載した31.1型UHD(4096×2160) 10-bit IPS液晶パネルを採用し、高コントラスト(1500:1)、広色域、広視野角(上下左右178°)を実現した4K HDR対応のマルチフォーマット放送モニターです。
3G-SDI Q/L(SQD/2SI)、HD-SDI、HDMI(HDCP2.2対応)に標準対応し、HDRはITU-R BT.2100 Hybrid Log-Gamma、SMPTE ST.2084 PQ及び他Logに対応しています。SDI/HDMI エンベデッドオーディオに対応します。
4K/HDマルチフォーマットLCDモニター HQLM-1720WR
LEDバックライトを搭載した4K UHD 17.3型 (3840×2160) IPS 液晶パネルを採用した4K HDR対応のマルチフォーマット放送モニターです。12G-SDI 2入出力、3G/HD-SDI 最大5入出力に加え、HDMI(HDCP2.2)1入力に標準対応します。
HDRはITU-R BT.2100 Hybrid Log-Gamma、SMPTE ST.2084 PQ及び他Logに対応しています。HDRに対応したWFM(RGB/YCbCr)表示およびVSC(Vector)表示が充実。
副調整室、中継車などのモニター棚(7U)、ラックマウント搭載に最適にモニターです。
HDマルチフォーマットLCDモニター HLM-960WR
フルHDパネルを搭載したHDモニターです。IPS方式による高輝度・高コントラストに加え、広視野角・優れた応答性・色再現性を誇ります。入力端子には、マルチSDI (3G/HD/SD、2系統)、HDMI、アナログコンポジット、アナログオーディオなど、多彩な入力を標準装備しPIPにも対応しています。オプションでAC/DC/バッテリ運用に対応し、持ち出しロケや中継用途にも最適です。
ULE-217AR [海外専売モデル]
ULEシリーズは、3G/HD-SDI および HDMI インターフェースを備えたPC アプリケーションや HD ビデオ監視に最適なプロフェッショナルな多目的フル HD モニターです。 VESA 規格に対応し、簡単にラックに取り付けたり、壁に取り付けたり、デスクトップでの運用が可能です。
開催概要
名称 | 「IBC(International Broadcasting Convention)2024」 |
---|---|
会期 | 2024.09.13(金) ~ 2024.09.16(月) |
会場 | RAI Amsterdam Convention Centre |
公式ウェブサイト | |
備考 | Ikegami Electronics (Europe) GmbH Hall 12 Booth No. A31 |
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