VFL701A
7型 LCDビューファインダー(在庫限り)
VFL701Aは、Analog I/F をもつ HDTV 用カメラに対応した7型 LCD ビューファインダーです。VFL701A は、薄型・軽量・低消費電力化を図り、さまざまなシーンで機動性に富んだ使用を可能としています。パネルには視野角に優れた 7 型FHD 液晶パネルを採用し、VFL シリーズの機能・操作性を踏襲することにより、ビューファインダーとして求められる機能を、従来と変わらない操作性で実現しています。
7型FHD液晶パネル
パネルは高解像度・高輝度・高コントラスト・広視野角・優れた色再現性など、基本性能に優れた液晶パネルを採用しております。また、LEDバックライトを採用し、地球環境への負荷低減に貢献しています。
ピクチャーインピクチャー表示機能
カメラの映像に加え、SDIに入力した映像を子画面として(あるいはその逆を)同時表示します。
Camera No.表示TALLY(Option)
Camera No.をTALLYの箇所に7Seg. LEDで表示可能とするオプションです。TALLY本来の機能を保ちつつCamera No.のLED表示が可能となり、ナンバープレートの差し替える作業が不要になります。
マルチフォーマット対応(SDI入力)
放送フォーマットは、標準で下記対応が可能です。各種入力信号のフォーマットは、VF側で自動判別します。
・1080i/60, 59.94, 50
・1080p/60, 59.94, 50, 30, 29.97, 25, 24, 23.98
・1080psF/30, 29.97, 25, 24, 23.98
・720p/60, 59.94, 50, 30, 29.97, 25, 24, 23.98
ユーザーマーカー表示機能 ※特許登録済み
ユーザーマーカーは、1シーン当たり6種類のBOXマーカーを任意な位置・サイズで5シーンまで設定可能です。カメラワークなどの位置決めに最適な機能です。各シーンのマーカー切換えはファンクションスイッチに割り当てる事で、撮影状況に応じて瞬時に表示可能です。市販のUSBマウスを使うことで、スイッチ操作では面倒な描画を簡単に行えます。また、描画データをUSBメモリーに保存することで、他のVFL701Aにコピーしたり、パソコンで管理したりすることも可能です。
波形モニター/ベクトルスコープ表示機能
輝度信号の波形モニターおよびベクトルスコープの表示が可能です。サイズはNORMAL/SMALLの2種類、表示輝度は3段階の明るさ設定が可能です。また、波形の表示位置を3種類、波形の表示色をGREEN/WHITEの2種類から選択可能です。
外部メモリー機能
各種データ(メニュー設定、ユーザーマーカー、キャプチャー画像)をUSBメモリーに保存し、パソコン上でデータ管理が可能です。データは他のVFL701Aにコピーすることも可能です。
USBアップデート
MPUプログラムやFPGAのアップデートをUSBから容易に行うことが可能です。
モニター用途として
HD/3G-SDI入力やDC入力およびパラレルリモート入力を装備しているため、ビューファインダー用途以外にクレーンカメラ用VFやモニター用途としても単独で使用可能です。VF入力コネクターには4ポートのパラレルリモート端子が割当てられており、外部からの接点供給で、R/G/Yタリー等の制御が可能です。
カメラとのI/F
専用のVFケーブルにてカメラと接続します。
ピーキング機能
ピーキングのエッジ幅設定、ノイズカット機能の他、PEAKING UPやZOOMUP PEAKING、さらに新機能のCOLOR PEAKINGを搭載し、フォーカス合わせのためのピーキング機能がより強化されました。
Y TALLY
Yellow TALLYを搭載しました。カメラからの制御により、Red TALLY, Green TALLYに続く第3の TALLYとして使用することができます。
各種マーカー内蔵
4:3、13:9、14:9、15:9の各種マーカー表示が可能としラインマーカー内のエリアに対して、80%~100%の範囲で1%刻みのセーフティーマーカーも表示可能です。有効画面全体に対するセーフティーマーカーも、80%~100%の範囲で1%刻みの設定が可能です。ロケーション合わせに便利な5分割、10分割クロスハッチなど、便利なマーカーが豊富に標準装備されています。
シャドウ機能は4:3、13:9、14:9、15:9マーカーあるいはセーフティーマーカーのエリア外の映像部分にシャドウをかける機能で、シャドウ部分のコントラストは、20%、40%、60%に設定が可能です。この機能を使う事により、16:9のアスペクト映像を監視しながら4:3のアスペクト映像にコンバートする時の映像エリアを即座にイメージする事が可能です。
Video Mag. 機能
入力された映像のMENUで選択した部分を、2倍、4倍、8倍に拡大表示します。これにより高精細なLCDであっても画素の視認性が向上するため、フォーカシングの確認が容易になります。
USBマウスコントロール
市販のUSBマウスを本機のUSB端子に接続することで、MENU操作をマウスで行えます。また、市販の無線マウスを使用することで、VFの遠隔操作が可能です。
キャプチャー機能
カメラ映像を瞬時にキャプチャーし、そのキャプチャー画像と、撮影中のカメラ映像をスイッチもしくは自動(切換え時間はMENUで設定)で素早く切換え、撮影現場のロケーション合わせや、色あわせ等、細かな比較調整がVFだけで設定可能です。キャプチャー画像はUSBメモリーに保存またはビューファンダーにダウンロード可能なため、同一画角などの再現が可能です。また、データ(※)は他のVFL701Aで使用することも可能です。 ※ファイルフォーマットは専用です。
電源電圧 | DC +12V(10.5~18V) ※カメラI/FおよびDC INコネクターから供給 |
消費電力(オプション含まず) | 14W max(全てのタリーOFF時) |
動作周囲温度/湿度、保存周囲温度/湿度 | 動作時 -10℃~+45℃ 20%~85% (非結露) 保存時 - 20℃~+60℃ 5%~85% (非結露) 最大湿球温度 29℃ |
外形寸法 (突起物含まず) | 本体:235mm(W)×143.5mm(H)×76.5mm(D) 本体+フード+取付け台:302(W)×148(H)×308(D)mm(Dは最大時) 本体+フード+簡易取付け台:297(W)×214(H)×214(D)mm |
質量 | 本体:約1.5kg 本体+フード+取付け台:約3.7kg |
標準付属品 | ・フード ・VFケーブル ・オペレーションマニュアル ・カメラナンバープレート(1~9) 各1式 |
・アイコンのファイルは個人情報の入力が必須となります。「選択する」をクリックしてください。
のアイコンの場合はファイル名をクリックするとダウンロードできます。
複数のファイルをダウンロードする場合、選択するボタンを押してください。(個人情報の入力が必要)
関連するニュース
-
2024.09.13
放送
MoIPに特化した放送用カメラシステムのIPエクステンション ユニット IPX-100を新開発
-
2024.09.05
放送
台湾Adventurer A/V様にUHK-X700を納入 アジアにおける競争力を強化
-
2024.08.01
放送
第50回放送文化基金賞にて「かぐや」搭載ハイビジョンカメラ開発グループ及び番組制作グループ 放送文化基金50周年記念賞を受賞
-
2024.07.30
放送
東京消防庁様向けヘリコプターテレビ電送システム地上設備を受注
-
2024.07.18
放送
ヤマハサウンドシステム株式会社様により日本を代表する多目的ホールに「舞台進行CUEランプシステム」を納入
関連するイベント
-
2024.09.10
- 放送
「IBC(International Broadcasting Convention)2024」
会期:2024.09.13(金) ~ 2024.09.16(月)
開催終了
アーカイブ情報がご覧いただけます
-
2024.07.31
- 放送
LOGIC JAM 放送機材展
会期:2024.09.03(火) 09:30 ~ 18:00
開催終了
アーカイブ情報がご覧いただけます
-
2024.06.17
- 放送
九州放送機器展2024
会期:2024.07.17(水) ~ 2024.07.18(木) 10:00 ~ 17:00
開催終了
アーカイブ情報がご覧いただけます
-
2024.06.10
- 放送
第9回 関西放送機器展
会期:2024.07.10(水) ~ 2024.07.11(木) 10:00 ~ 17:00
開催終了
アーカイブ情報がご覧いただけます
-
2024.06.03
- 放送
ケーブル技術ショー2024
会期:2024.07.18(木) ~ 2024.07.19(金)
開催終了
アーカイブ情報がご覧いただけます