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放送

2025.02.13

サウジアラビアのプロダクション・クルー様に 4K/HDカメラシステム UHK-X700を納入

新型4K大型中継車用に12式ご採用

 池上通信機は、サウジアラビアのプロダクション・クルー(Production Crew)様に、新型4K大型中継車搭載用として4K/HDポータブルカメラシステム「UHK-X700」を12式納入しました。
 プロダクション・クルー様は、サウジアラビアのリヤドを拠点とするアフラム・プロダクション(AFLAM Productions) 様の映像制作の中核部門で、機材レンタル、ポストプロダクション、ロケーションなどのサービスを展開し、テレビ番組、イベント報道、ドキュメンタリー制作等を行うプロダクションです。
 今回カメラをご採用いただいた中継車は、ドバイにて新規に製作され、大規模な屋外イベントでも4K HDRでの番組制作が可能な大型中継車です。さらにカメラは最大16台まで拡張できるように設計されています。
 カメラの採用に際しては事前の運用テストで「UHK-X700」が、優れた特性を持つ3板式のグローバルシャッタ―方式CMOSセンサーを採用し、ローリングシャッターによる歪みやフラッシュバンド現象が発生せず光学的に優れている点や、広色域かつHDRによる自然で豊かな映像表現ができること等が高く評価されました。さらに、機能面では16軸色補正、OVC機能*1、リモートバックフォーカス調整等、高い映像処理機能による多彩な映像制作に対応していることなど、画質・機能を総合的にご評価いただき「UHK-X700」の採用に至りました。
 また、アフラム・プロダクション様では、現在当社のHDポータブルカメラシステム「HDK-73」を運用いただいており、製品の安定性に非常に満足されています。加えて、Ikegamiの技術サポートに対して高い信頼をお寄せいただいていることも、今回のプロダクション・クルー様の採用に繋がった要因の一つと考えています。
 池上通信機は、今後もこうした大規模なプロジェクトの技術パートナーとして選定いただけるよう、長期にわたり安定してご使用いただける製品の開発に努め、お客様のご要望に寄り添ったサービスをご提供し続けてまいります。
 
*1:OVC (Optical Vignetting Correction)とは、ズームレンズで発生するFドロップおよび周辺の光量低下を自動で補正する機能。対応しているレンズが必要。

■主なシステム構成
・4K/HDポータブルカメラシステム 「UHK-X700」 12式
・7型LCDビューファインダー 「VFL-P700AD」   12式
・ベースステーション 「BSX-100」         12式
・オペレーションコントロールパネル 「OCP-300」  12式

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