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検査/画像処理

2024.06.25

沢井製薬株式会社様より九州工場向け錠剤検査装置TIE-10000を2式受注

~業界最高峰の性能と保守体制を高く評価いただきリピートオーダーを獲得~

池上通信機株式会社は、沢井製薬株式会社(以下、沢井製薬)様より錠剤検査装置「TIE-10000」を2式受注しました。福岡県にある九州工場へ2024年12月、2025年2月に納入予定です。

沢井製薬様は、医薬品の安定的な供給対応のために全国の各工場で、医薬品供給不足の早期解消と一層の成長に向けた生産設備の稼働率向上や生産能力拡大のため、新規設備の増強や人員確保を積極的に推進されています。また、最近では、同じ福岡県にある第二九州工場 新棟の建設が国内最大級の生産工場として話題となり、ジェネリック医薬品の供給能力の向上に取り組まれています。

九州工場では、2022年に納入した「TIE-10000」1号機に続き、今回2式のリピートオーダーをいただきました。「TIE-10000」は、最大70万錠/時の高速処理を実現し、お客様が推進している増産体制の確立に大きく寄与できる錠剤検査装置です。従来の水平搬送方式を採用しつつ、錠剤の整列性を高めたことで高速かつ安定した搬送を可能とし、高い処理能力を実現しています。検査部では特殊光学系による表裏側面の同時検査により、精度の高い検査が可能です。 

「TIE-10000」は、これまでにご使用いただいてきた従来型のTIEシリーズの機構を踏襲しており、オペレーターにとって操作が容易でありながら、高速処理能力と検出能力の高精度化を実現しています。また、現在稼働中の「TIE-10000」1号機において、その安定性と保守体制により、生産性と検査品質を共に向上させることができている点も高くご評価いただきました。

今回新たに受注した2号機、3号機につきましては、新GUIの実装により、新たな錠剤の種類を追加する際の品種登録や検出結果の確認、オペレーターサポート機能の追加など今まで以上に取扱いが容易になっている点も、現場で装置を使用されているオペレーターの高い評価をいただきリピートオーダーにつながっています。

池上通信機は、これからも製薬業界に携わる皆様のご要望にお応えする装置の開発と長期間にわたり安心してご使用いただける保守・サポートを提供し続け、医薬品のさらなる生産の効率化と安定稼働および品質向上に寄与することを通し、社会の安心と健康促進に貢献してまいります。

《 ご案内 》
沢井製薬様の公式websiteはこちらです。
https://www.sawai.co.jp/


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