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検査/画像処理

2020.03.13

大正製薬株式会社様へカラー・錠剤検査装置 TIE-9500を2020年1月に納入

 池上通信機株式会社は、このたび、大正製薬株式会社(以下:大正製薬)様より、数多くのお客様にご愛顧いただいているTIE-9000 seriesの高速処理対応型である「カラー・錠剤検査装置TIE-9500」を、2019年7月に受注し2020年1月に納入いたしました。       
 今回ご採用いただいた「TIE-9500」は、大正製薬様大宮工場(埼玉県さいたま市)にて運用されています。

 大正製薬様では、これまでも池上通信機の錠剤検査装置をご採用いただいて参りました。
 今回の選定に当たっては、「多品種に対応するとともに検査精度と安定性が高いこと」が条件となりました。豊富な納入実績から培った錠剤のハンドリングのノウハウを活かし、当社錠剤検査装置のフラッグシップモデルとなる高速処理対応型のTIE-9500をご提案致しました。複数の錠剤で検査テストを重ね、高速処理はもちろんのこと、条件である検査精度・安定性ともにご満足いただけたことと、現在お使いいただいているTIE seriesが順調に稼動していること、さらに、これまでの保守メンテナンスの対応をご評価いただき、採用に至りました。

また、池上通信機の検査機は、お客様の生産ロスを軽減する取り組みの1つとして、搬入から本格運用まで短期間でセットアップが完了することを特長としています。実際に今回の納入現場でも、搬入後早期に稼働させることができ、お客様の生産ラインの停止期間を最小限に抑えることができました。

池上通信機は、検査装置の性能・品質に加え、導入後の保守メンテナンスも重要な責務と捉え積極的に取り組み、今後もお客様のさまざまなご要望を取り入れながら医薬品の品質と生産性の更なる向上に貢献してまいります。


カラー・錠剤検査装置 
TIE-9000 series

カラー・錠剤検査装置 TIE-9000 seriesは、高精細な画像を撮像できる新設計「A.I.I.光学システム(特許出願中)」を採用。錠剤エッジ部の異物の検出、検査精度が向上したほか、錠剤全周囲の異物付着や汚れ、割れ・欠け、形状不良を高精度で検出可能です。池上独自の光学3D形状欠陥検査を搭載し、より形状欠陥の精度を向上させています。
カメラ部には、新開発の高感度カラーラインセンサカメラを搭載。さらに輝度・明度・色相・彩度などの高度な画像処理技術を融合させ、有色欠陥の検出精度が大幅に向上。医薬品錠剤の品質向上、検査工程の省力化をサポートします。

■ カラーラインセンサの採用とA.I.I.光学システムにより、さまざまな錠剤の色汚れ、印刷不良などを確実に検出。
■ 50μm の検出精度と高度な画像処理技術により、錠剤に付着した微小な異物付着はもちろん、繊維・毛髪等の検出が可能。
■ 最大60万錠/時の高速処理*を実現したTIE-9500と、最大30万錠/時の検査を行うTIE-9000をラインアップ。

*処理量は、錠剤の形状・寸法等により異なります。

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