検査/画像処理
2019.06.06
サンノーバ株式会社 様
サンノーバ株式会社様に
末・顆粒剤検査装置POIE-8000CAを納入
池上通信機株式会社では、この度、サンノーバ株式会社様(以下、サンノーバ様)本社工場に末・顆粒剤検査装置POIE-8000CAを納入いたしました。
サンノーバ様は医療用医薬品を始め、一般用医薬品、医薬部外品に加え、食品添加物や治験薬など、長年培ってきた技術力と信頼を基盤に様々な分野の製品を製造しています。
錠剤(糖衣錠、フィルムコート錠、湿製錠など)、カプセル剤、顆粒剤、散剤、液剤、軟膏剤(クリーム剤)など、多種多様な剤形を生産されており、PIC/S GMP*に準拠した施設、設備、環境、仕組みのもとで、最新の技術を活用し、良い品質の医薬品を、アフォーダブルプライス(競争力のある適正な価格)で安定的に供給されています。
*PIC/S GMP:Pharmaceutical Inspection Convention and Pharmaceutical Inspection Co-operation Scheme GMP(今後のGMPのグローバルスタンダード)
導入の経緯
サンノーバ様では、かねてより池上の末・顆粒剤検査装置POIE-5000Vを複数台所有され、顆粒剤・細粒剤の厳格な品質管理に取り組んでおられました。POIE-5000Vの検査性能は、細かい毛髪繊維様異物(φ50μm×3mm以上)、微細な異物(φ100μm以上)などの異物混入検査が確実に行なえるため、高度な品質方針を掲げるサンノーバ様のご要請にマッチし活用されてきましたが、適応粉粒体の色が白または淡着色という制限がありました。開発型CMO(Contract Manufacturing Organization:医薬品製造受託)企業として一層の飛躍を目指しておられるサンノーバ様は多彩な製剤開発に取り組んでおられ、その一環として有色の顆粒剤検査も視野にいれるため、POIE-8000CAの導入を決定。将来にわたり全ての製造顆粒剤・細粒剤の品質の維持・向上に取り組む姿勢を具現化されました。
サンノーバ様 概要

創立 1923年
事業所(本社工場) 群馬県太田市世良田町3038-2(尾島工業団地)
事業内容 医薬品、医薬部外品等の研究、開発、製造、販売
アクセス ・JR高崎線「深谷駅」よりタクシーで25分
・東武伊勢崎線「世良田駅」より徒歩8分
FACTORY【 安心・安全を追求する医薬品製造工場】
工場の基本コンセプト
・患者様貢献を実現する ・PIC/S GMPに準拠する
・高品質の製品を安定的に提供する ・少量生産にも対応する
・安全確保と環境保全を推進する
カラー末・顆粒剤検査装置 |
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