メディカル
2025.01.08
横浜市立大学附属市民総合医療センター様へ手術映像管理システムを納入
~優れた操作性と映像管理の堅牢性の高いシステムを提供~
池上通信機株式会社は、横浜市立大学附属市民総合医療センター(以下、市民総合医療センター)様の手術室に映像機器を総合的に制御可能にする手術映像管理システムを2024年12月に納入しました。
今回の手術映像管理システムでは、2023年に新製品リリースした手術室映像システム制御ソフト「MCS-100」*を中心にシステム構築しています。「MCS-100」は医療用カメラの撮影位置やズーム・フォーカスの調整、動画・静止画の記録、モニターに表示する映像の切替え、分割レイアウトや多画面表示の制御が可能なソフトウェアです。最大の特徴として、手術室スタッフが直感的に操作できるよう、操作画面の配色やアイコンデザインが採用されています。そのため、映像切替えの制御を専用のタッチパネルモニターを使い簡単な操作で総合的に操作することができ、業務のさらなるクオリティの向上と効率化に繋がることが期待されています。また、将来の4K化を見据えた記録システムとするため、今回はメディカル4Kレコーダーもご採用いただきました。
市民総合医療センター様では、2023年度に手術室や検査室内等の映像データの配信や記録を行うサーバーシステムを全面更新しています。その際、既存の機器やラックを一部流用しながら、新たに池上製のネットワークカメラを術場カメラとして導入され、また大規模運用に特化した配信・記録サーバーシステムを採用したソフトウェア中心のシステムに再構築しました。このシステムにより、医師控室等からタッチパネルモニターを用いて、カメラ操作や映像切替えのリモート制御が可能となりました。業務の効率化を実感していただき、システム構築力とカスタマイズ対応力を高くご評価いただいたことが、前回のサーバーシステム全面更新に続き、このたび手術映像管理システムの新たなご採用となったと考えています。
池上通信機は、お客様のご要望に真摯に向き合い、運用性の高いシステムソリューションを提案し、簡単操作で業務が効率化するだけでなく、大切なデータを長期にわたって安心して運用いただける高品質な製品と堅牢性の高いシステムを提供し続けることで、医療のさらなる高度化と、すべての人の健康と福祉に貢献してまいります。
*対応機種はMCS-100新製品リリース参照(https://www.ikegami.co.jp/news/detail/137/)
●主な構成機器
手術室映像システム制御ソフト「MCS-100」 1式
メディカル4Kレコーダー「UR-NEXT4K」 1式
《 ご案内 》
●横浜市立大学附属市民総合医療センター様 公式website
https://www.yokohama-cu.ac.jp/urahp/