R2(Real Remote) SYSTEM
リモートプロダクションシステム
近年、働き方改革として取り組まれてきた省力化・省人化や自動化の流れは、感染症拡大がもたらしたニューノーマルによって加速しています。これまで撮影現場では、リモートカメラ、ロボット雲台、クレーン等が撮影の幅を広げてきました。無人カメラ(無人スタジオ)の導入、リモート撮影や自動撮影、フルリモート配信等が盛んになってきた中、新たな選択肢として映像制作現場に新しいワークスタイルを提供するのがR2 SYSTEMです。遠隔操作による映像制作の省力化、ソーシャルディスタンスの確保(感染症対策)はもちろん、ロボットアームならではの正確な高速移動・画角変化によるダイナミックなカメラワークと、人間の感性的なカメラワークの両立し、従来の物理的な制限を乗り越えます。高度な再現性と直感的かつシンプルな操作で、誰でも容易に撮影することが可能です。
R2 SYSTEM 【スタンドアローン仕様】
スタジオと副調整室間のリモート運用を可能としたリモートプロダクションシステムで、作業の自動化・効率化を推進します。
■ニューノーマル時代に向けたお客様のご要望にお応えします。
① R2 SYSTEMはリモート運用で密を避けた撮影を実現します。
・副調整室からのリモート運用
・演者と近距離での撮影
・無人スタジオでの撮影
② R2 SYSTEMはロボットアームならではの100%の再現性を実現します。
・シーケンス運用で何度でも同じ撮影
・高度なカメラワークも簡単に再現
・タイムラインに沿った撮影
③ R2 SYSTEMはロボットアームと池上独自のR2制御により様々な撮影を簡単に実現します。
・ペデスタルのような前後や横に流れる撮影
・クレーンのような俯瞰・アオリの撮影
・ロボットアームならではの複雑な軌道の撮影
R2 SYSTEMは働き方改革に取り組む映像制作現場、新しい映像演出に取り組む制作現場へのソリューションとして、直感的、かつシンプルな操作で運用するための機能を備えています。
◆リアルタイムとプリセット、2通りの制御に対応しています。
リアルタイム制御
・ジョイスティック、ジョグダイヤルの操作のみで、ポジション設定やリアルタイム運用が可能です。
・感性的なカメラワークをリモート操作で実現するための、操作サポート機能を備えています。
プリセット制御
・カメラポジション、速さや時間のパラメータを事前にプリセット作成できます。(最大500プリセット)
・プリセット実行時には、ロボティクスと併せてカメラのズーム・フォーカスを同時制御できます。
・2点間の移動だけではなく、多点をつなぐシーケンスショットを設定できます。(最大100シーケンス/タブ:12ショット/シーケンス、9つのタブに分けられます。)
・ポジションを複数設定し、ループ動作も可能です。
※仕様及びGUIデザインは、予告なく変更されることがあります。
搭載カメラ | UHL-43 4K/HDマルチパーパスカメラ |
ロボットアーム定格性能 | R2 SYSTEMのロボットアームは、UNIVERSAL ROBOTS社の協働ロボットを使用しています。 下記サイズ以外のロボットアームについては、弊社までお問合せください。 |
可搬重量 | 12.5kg |
据付面積 | φ190mm |
重量 | 33.5kg |
消費電力 | 615W(最大値) |
動作自由度 | 6軸回転関節 |
騒音 | 65dB(A)以下 |
速度 |
120°/秒(ベース、ショルダー軸) , 180°/秒(ひじ、全手首軸), 1m/秒(ツール部) |
ロボット稼働範囲 |
高さ最大 高さ最小 前(横)最大 前最小 フロアーより約2,350㎜ フロアーより約400㎜ センターより約1,250㎜ センターより約400㎜ ※上記の速度及び稼働範囲は最大限の数値です。実運用では、安全を考慮した仕様となります。 |
R2 SYSTEMで撮影した映像 (2:31)
SYSTEM撮影の BEHIND THE SCENE
R2 SYSTEMとは? (3:41)
機能紹介 (8:34)
技術者インタビュー (19:10)
実機デモ (30:37)
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