高信頼性のルーティング機能

クロスポイントの2重化

クロスポイントを出力列ごとに状態監視し、異常を検知した場合には冗長系クロスポイント列に自動的に切り替えます。 （10U、6U棚板のルータにおいてのオプション対応）

同期入力の2重化

リファレンス外部同期信号と内部同期信号配信を2重化しています。実装モジュールは2種の同期信号を受信し、その受信端で異常を検知した場合には自動的に冗長系統に切り替わります。 （10U、6U棚板のルータにおいてのオプション対応）

電源の2重化 （オプション対応）

制御の2重化

外部制御インターフェースと制御CPU、メモリを2重化します。冗長系は現用系に定期的に通信し、現用系の異常を検知した際には、冗長系から外部に発信※3します。冗長系は現用系と常にデータを一致させているため、切り替えても設定値は変わりません。 （10U、6U棚板のルータにおいてのオプション対応）

入出力はSDIに対応し、SD/HD/3G SDIの混在が可能です。 出力列ごとにフォーマットの指定ができ、クロスポイントの切り替えは各フォーマットの規定のタイミング管理をしています。

全出力に5HウィンドウのAVDL機能を内蔵しています。各出力列のAVDLの引き込み範囲（出力位相）は最大8パターンの中から設定することができます。

※3 発信したアラーム信号を運用者に通知する仕組みは本装置の仕様範囲外です。

棚板は規模別に4種類を用意

ルータ機能構成

空きスロットに、コンバータ・プロセスモジュールを実装し、モニタ画面分割、FS（フレームシンクロナイザ）の機能を持たせることができます。様々な素材の取り込みや入出力のモニタ画面分割がルータの中で可能になります。
空きスロットに、スイッチャ・プロセスモジュールを実装し、M/E機能を持たせることができます。M/Eやキーヤ機能のあるEMG（冗長系）スイッチャなどの運用が可能になります。

マルチビューワモジュール

棚板にマルチビューワモジュールを実装することにより、ルータの中でマルチビューワ機能を実現します。
モニタ画面分割機能
モニタ画面分割は、1式で18画面分割、2式をカスケード接続して32画面分割まで拡張可能です。
モニタ画面分割は、1式で18画面分割、2式をカスケード接続して32画面分割まで拡張可能です。
4つの時計機能を持ち、アナログ※/デジタル、リアルタイム/残時間の表示の選択ができます。
タリー、オーディオレベル、2種類の素材名称(系統、番組名称）、タイムコード、エラー情報表示を含めたウィンドウデザインの設定が可能です。
画面全体のレイアウトは時計配置を含め自由に設定ができます。
レイアウトした画像は、ルータリモコンやセットアップGUIで入れ替えが可能です。
※アナログは実時間表示のみ

スイッチャ・プロセスモジュール 「SW-PROC」

スイッチャ・プロセスモジュールを実装することにより、スイッチャ機能を実現します。
スイッチャ・プロセスモジュールには、M/E、DFE（特殊効果）、DSKの3種類があります

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