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放送

2021.03.31

アメリカ食品医薬品局 (FDA) 様に 4K/HD カメラ6式を納入

 池上通信機株式会社は、アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration, 以下FDA) 様にUHK-430 4K/HDカメラシステム6式を2021年1月に納入致しました。FDA様内に設置されているDCM(Digital Communication Media) と呼ばれる専用の映像制作スタジオで運用が開始されています。

 FDA様 は米国の政府機関として、米国民の健康保護において世界最高水準の行政サービスを提供していることで知られ、世界各国の食品・医薬品行政の規範となっています。その管轄は食品や医薬品にとどまらず、化粧品、医療機器や、(人体に影響を及ぼす可能性のある)電磁波を発する機器にも及び、製品/サービスの安全性と有効性を総合的な見地から保証しています。

 FDA様の使命である米国民の健康の増進と保護、公衆衛生の普及のための啓蒙活動において、映像メディアは最も有効な情報発信手段のひとつであり、その充実が図られてきました。DCM は連邦政府機関の保有する映像制作設備でも屈指の設備と規模を持つスタジオであり、政府機関としてはいち早く当社のHDカメラシステムを導入いただいておりました。今回はその更新用途として、最新の4K/HD カメラシステムを採用いただきました。

 DCMでは、健康や公衆衛生に関する普及・啓蒙を目的とした映像コンテンツの他、公共広告、FDA様 へ自社製品の認証申請をしようとする企業向けのガイダンスなど、制作する映像コンテンツは多岐にわたります。また、制作した映像コンテンツは数々の賞に輝くなど、DCM は高度な制作水準を誇っています。今回の4Kの高精細映像と最新の映像処理を備えるUHK-430 4K/HDカメラシステムの導入によって、これらの映像コンテンツによるインタラクティブな情報発信の更なる強化が期待されています。

 世界がコロナ禍にさらされている中、健康保護は行政にとって最大の課題となっています。FDA様 が米国において担う健康保護という使命は、映像コンテンツが持つコミュニケーションの力によって一層強力に推し進められようとしています。この情勢のもとで池上通信機は、専門とする映像技術を通してその促進に寄与していきたいと考えています。

DCMスタジオに配備されたUHK-430

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