メディカル
2023.04.03
忠実な色再現と高精細・高画質を実現する小型 3CMOS フルHDカメラ「MKC-X300」 および27型液晶モニター「MLW-2760C」を新開発
池上通信機株式会社は、医療現場で求められる忠実な色再現性や高感度、高画質を追求した小型 3CMOS フルHDカメラ「MKC-X300」、および高輝度で忠実な色再現が可能な27型液晶モニター「MLW-2760C」を開発しました。2023年秋ごろの販売を予定しています。
「MKC-X300」は、医療現場で求められる映像の記録や伝送においても汎用性が高いフルHDのカメラです。小型光学プリズムと最新の1/2.8型CMOSで構成された小型/軽量のカメラヘッドは、手術顕微鏡など限られたスペースに取り付けても操作性を損ないません。汎用モデルでありながら、S/N比63dBの高画質を実現しており、16軸方向で独立した色相、彩度の調整が可能なカラーコレクト機能を搭載し、忠実に色を再現することができます。
また、高感度F13/2000lxの実力は、低照度手術下でも鮮明な映像を映し出します。メカニカルに光量を自動調整するオートアイリスに対応した新開発の手術顕微鏡アダプター「CFA-400RA」と組み合わせて手術顕微鏡に取り付けることにより、被写体の光量に応じてより最適な映像レベルを保つことができます。
「MLW-2760C」は、高い色再現性と高画質映像を実現する27型液晶モニターです。LEDバックライトを用いており、最大輝度900cd/m2の高輝度な映像表示が可能です。
高精細なフルHDパネルを採用し、107,374万色で色表現するため「MKC-X300」との組み合わせで忠実な色を再現することができます。PIPやPOPなどの2画面表示も可能で、入力信号にかかわらず画面表示している映像をそのまま出力するMonitor Out機能なども装備しています。また、保護パネルと筐体を一体型の構造とすることで前面がフラットなデザインとなり、前面のベゼルとLCDパネルの隙間が無くなり、防滴性に優れ清掃性も向上しました。
新開発の「MKC-X300」と「MLW-2760C」による映像システムは、4月6日より東京国際フォーラムで開催される「第127回日本眼科学会総会 併設器械展示会」にて、手術顕微鏡に取り付けて実演します。
小型 3CMOS フルHDカメラ MKC-X300
手術顕微鏡アダプター CFA-400RA
27型液晶モニター MLW-2760C