検査/画像処理

2024.03.13

株式会社大里ラボラトリー様よりFPP(パパイヤ発酵食品)の検査用として末・顆粒検査装置POIE-8000CAを受注

株式会社大里ラボラトリー様よりFPP(パパイヤ発酵食品)の検査用として末・顆粒検査装置POIE-8000CAを受注

~検査精度、操作性、これまでの保守対応力を評価~

株式会社大里ラボラトリー様

 池上通信機株式会社は、株式会社大里ラボラトリー(以下、大里ラボラトリー)様が製造するFPP(パパイヤ発酵食品;ブランド名Immun’Âge®)の検査用として末・顆粒検査装置「POIE-8000CA」を受注しました。2024年3月に納入予定です。

 大里ラボラトリー様は、国際規格ISO9001(品質)・ISO14001(環境)・ISO22000(食品安全)、FSSC22000(食品安全認証スキーム)の認証を取得し、Immun’Âge®の製造を行っています。Immun’Âge®は遺伝子組換えをしていないパパイヤを原料に、独自の発酵技術で作られた顆粒状の発酵食品で、世界のトップアスリートから健康寿命を伸ばしたいシニア世代まで幅広く愛用されています。

 「POIE-8000CA」は、Φ50μm以上*の微細な有色異物や細かい毛髪などの異物混入の検査が可能で、粒子径を問わず定量かつ安定した搬送を実現します。加えて、搬送部・検査部がシンプルな構造のため清掃作業も容易で、現場作業の省力化が図れます。また、異物排出部はロータリーノズル方式を採用した独自の機構により、良品の巻き込みを最小限に留め異物を的確にスポット吸引します。

 大里ラボラトリー様では、「POIE-8000C」の初号機を長年にわたって運用いただいておりました。今回検査装置の更新にあたり、新型の「POIE-8000CA」では、検査精度を保ちながら搬送ベルト速度をあげることが可能となり、従来機よりも処理量が格段に増え生産性が向上する点を高くご評価いただきました。さらに、画像記録やシミュレーション機能などタッチパネルによる操作性が充実したことで運用効率が向上する点にもご期待いただいております。また、これまでの「POIE-8000C」の稼働実績による高い信頼性と保守対応力につきましても、今回の採用につながった要因と考えております。「POIE-8000CA」は、安全性、環境対策、健康維持を優先課題として製品づくりを行う大里ラボラトリー様が目指す製品の高品質維持と安定供給の強化に貢献します。

 池上通信機は、安心してご使用いただける高性能で信頼性の高い製品と保守サービスを提供し続けることで、お客様の生産性と品質向上を通して、社会の安心や健康促進に寄与してまいります。

*検査精度は、処理量、検査対象物により異なります。

◆Immun’Âge®の製造についての詳細はこちらです。
https://www.fpp-japan.com/production/

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