POIE-8000CA (TYPE-i)
粉体検査装置
POIE-8000CA (TYPE-i)は、1画素当たり20μmの分解能を持つ8000画素CMOS RGBラインセンサを4台搭載。
濃淡差特徴抽出処理、線分特徴抽出処理を行い、細かい毛髪(φ30μm×3mm以上)、微細な異物(φ50μm以上)などの異物混入検査が行なえます。
清掃・段取り替えの手間を大幅に軽減させる搬送機構、各種設定・状況確認等が簡単に行なえるタッチパネルなど作業者の負担を軽減する操作性を追求した仕様です。
ロータリーノズルでスポット吸引
排出部には、ロータリーノズル方式を採用。ロータリーノズルによる3ステップの排出機構により異物周辺だけを確実にスポット吸引し、良品の巻き込みを最小限に留めます。

排出部

定常時

異物排出
シミュレーション機能
複数のアルゴリズムを組合せ、しきい値や検出サイズ、輝度などの設定が可能です。検出する異物を定量化できるため、適切な感度設定が可能となり、製品の安定的な生産、歩留まり向上につながります。実際の不良画像を見ながら感度を変更して、検出状況がどのように変化するのかを視覚的に判断可能です。
搬送速度に影響されない分解能20μmのCMOS RGBラインセンサカメラを採用
搬送速度に影響されない分解能20μmの8000素子RGBラインセンサカメラを採用。淡差特徴抽出処理、線分特徴抽出処理を行い、細かい毛髪(Φ30μm×3mm以上)や微細(Φ50μm以上)な異物の混入検査が可能です。

検出画

検出画枠付き
シンプルな搬送機構
清掃や段取り替えの手間を大幅に軽減するシンプルな搬送機構を採用しました。
定量・安定供給を実現
供給部は、粉の量を監視するセンサを装備し、定量安定供給を実現するシャッター機構を採用。粒子径を問わず常に安定した供給が行えます。
異物検出をより確かなものとする供給フィーダ

供給フィーダ(フィーダトラフ)は、検査ベルト上に異物を浮かび上がらせる特殊な搬送技術を採用。高精度な異物検出を実現します。
異物検出をサポートするフラットLED照明
照明部は、ラインLED照明を採用し、カラー検査の安定化を実現しています。有色異物の検出をサポートします。

タッチパネルによる集中制御
異物の検出回数やグラフ表示、異物検出の画像一覧などをタッチパネル上に表示することができるため、簡単な操作ですべての情報を設定管理できます。
適応粉粒体 | 形状:粉粒体適応 粒子:散剤・細粒・顆粒等 色:有色 |
処理能力 | 20~200kg/時 |
検査性能 | 異物色:有色異物 検査精度:φ50μm以上の黒色・有色異物、φ30μm×3mm以上の繊維・毛髪(黒色・有色) *検査精度は、処理量、検査対象物により異なります |
搬送部 | 搬送列:1列搬送ベルト 度:約8~30m/分(7段階切替) 検査幅:約400mm 搬送粉厚み:約0.5~0.7mm(1層) その他機能:蛇行制御機能、オートテンション機能 |
主な機能 | 画像記録機能 シミュレーション機能 寸法計測 |
主なオプション | 稼動管理 CSV対応 良品エアーブロー機構 良品吸引機構 金属除去機構 |
カメラ部 | カメラ:8000素子CMOS RGBラインセンサ 台数:4台 分解能:20μm/画素 |
照明部 | 照明方式:ラインLED照明:3式+照明電源:3式 照射方式:上方(反射) 2、下方(透過) 1 照明調光:自動 光量調整:上下とも0~999段階 LED寿命:30,000時間(期待値) |
電源 | 供給電源:三相200V±10% 50/60Hz消費電力:5kW以下 接続:端子台(M4+ネジ) |
エアー | 圧力:0.5Mpa以上 消費量:200NL/min以下(良品エアブロー使用時) 接続口径:ハイカプラソケット 400SH |
外形寸法/質量 | 処理系:W700×H1700×D730mm/約200kg 搬送系:W1708×H1930×D1149mm/約1400kg 吸引機:W900×H1780(オプションのHEPAフィルタユニット込み)×D643mm/約300kg |
環境条件 | 温度:15~28℃ 湿度:30%~65% |
吸引排出 | 負圧:-21Kpa以上(異物排出系) 排気量:14m3/分 |
集塵排出 | 負圧:-8Kpa以上(搬送部内飛散微粉の集塵系) |
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