トップメッセージ

株主の皆さまにおかれましては、日頃より当社事業への多大なるご理解と厚いご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

第79期は、米国と中国の貿易摩擦による世界経済への影響が懸念される中スタートし、第4四半期には新型コロナウイルスの世界規模での流行により経済活動の停滞がより一層顕著となり、その収束の目処も立たない状況のまま終了しました。

こうした状況の中、売上高につきましては、事業成長のために強化・拡大を目指している産業システム事業は、セキュリティ事業、検査装置事業で売上が伸長し、メディカル事業でもアジア市場で注力しているOEM製品の販売増の成果もあり、前年度と同等の売上となりました。一方、放送システム事業は、官公庁向けのヘリコプター映像伝送システムの売上が伸長しましたが、海外での客先の計画延期や中止、新型コロナウイルスなどの影響により、放送用カメラの販売が低調に推移したことから、当社グループの売上高は期初の業績予想を下回る結果での着地となりました。
 損益面におきましては、継続的に取り組んでいるQuality Innovation活動による生産効率向上の成果と、第4四半期での経費抑制も寄与し、営業利益ベースで期初予想を若干ですが上回ることができました。

当社グループを取り巻くビジネス環境は、中長期の視点では、国内外での4Kシステムの需要増加と更なる高精細を目指した8Kシステムへの期待、放送のデジタル化投資や安心・安全の確保によるセキュリティ需要、医療用映像機器の高画質、高精細化需要、品質、安全性の確保による検査工程の自動化要求等が高まっていくことが見込まれます。
 しかしながら、現時点では、新型コロナウイルスの感染拡大が国内外の経済活動に大きく影響を及ぼしており、世界的な景気減速が懸念される中、当社グループの事業領域におきましても、その影響は避けられないものと考えております。

当社グループは、このような状況に負けることなく、新型コロナウイルスの感染拡大による業績への影響を最小限に抑える取り組みを実行するとともに、引き続き「New Ikegami Way」の飽くなき追求、Quality Innovationの限りなき推進による事業の成長と安定化を目指して参ります。株主の皆さまにおかれましては、引き続き絶大なるご支援を賜りたく、何卒ご理解いただけますようよろしくお願い申し上げます。

株主の皆さまにおかれましては、引続き絶大なるご理解とご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

2020年 6月
池上通信機株式会社
代表取締役社長 清森 洋祐