トップメッセージ

株主の皆さまにおかれましては、日頃より当社事業への多大なるご理解と、厚いご支援を賜り心より御礼申し上げます。

第78期は、次代へ繋ぐ「New Ikegami Way」の確立を目指し、事業の成長と発展へ向けた施策展開と、安定的に利益を創出するための企業体質の強化に取り組んで参りました。その結果、平成最後の年を前年度を上回る業績で締めくくることができました。

改めて78期を振り返ると、売上高におきましては、当社が強化・拡大に取り組んでいる産業システム事業がいずれも前年度の実績を上回ることができました。メディカル事業は、海外のOEM事業が堅調に推移し、検査装置事業で国内における錠剤検査装置の売上が増加するとともに、セキュリティ事業においても、官公庁向けの販売が引続き好調に推移しました。一方で、前年度大きく伸長した放送システム事業は、中継車システムや業界初の4K/IP対応の放送用無線伝送装置の売上が順調に推移したものの、平年並みの売上規模であったことから、全社の売上高は期初の業績予想を若干下回る結果となりました。

しかしながら、損益面におきましては、高粗利率案件の獲得による粗利益の増加と、全社を挙げて継続的に取り組んでいるQualityInnovation活動による生産効率改善等に伴う原価低減との相乗効果により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも期初の業績予想を大きく上回ることができました。

上記の結果を踏まえ、配当につきましては期初予想から10円増配し、期末配当として1株当たり40円の配当を実施させて頂きました。

新たな令和の時代の幕開けとともに、当社グループにおきましても、今年度を初年度とする新たな3ヵ年中期経営計画を策定し、去る5月23日に公表させて頂きました。初年度の第79期は、前年度ほど高利益率案件の規模が大きくないこと、また、米中貿易摩擦、EU政治経済動向をはじめとした世界経済情勢リスク等を考慮し、前年度の期初業績予想並の計画とさせて頂きました。しかしながら、最終年度にあたる第81期には営業利益14億円への増益を目指して参ります。

当社グループは、引続き「New Ikegami Way」の飽くなき追求と、Quality Innovationの限りなき推進による事業の成長と安定化を目指し、新たな3ヵ年中期経営計画で掲げた成長戦略を確実に実行することで、株主の皆さまのご期待にお応えして参ります。

今年度第79期は、新中期経営計画の初年度として、事業成長へ向けての確固たる基盤形成の加速と更なる利益増出構造の強化を推し進め、目標達成へ向けて、取締役はじめ全従業員一丸となって邁進して参ります。株主の皆さまにおかれましては、引続き絶大なるご理解とご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

株主の皆さまにおかれましては、引続き絶大なるご理解とご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

2019年 6月 27日
池上通信機株式会社
代表取締役社長 清森 洋祐