トップメッセージ

株主の皆さまにおかれましては、日頃より当社事業への多大なるご理解と、厚いご支援を賜り心より御礼申し上げます。

今年度第79期は、本年5月23日に公表させていただきました新3ヵ年中期経営計画の初年度として、事業成長へ向けての確固たる基盤形成の加速と更なる利益増出構造の強化を推し進め、最終年度にあたる第81期の業績目標を達成するための大切な年度と位置付けスタートしました。

第79期中間期(第2四半期)の業績につきましては、売上高は北米地域における放送市場の売上の落込みが影響し、連結ベースでは前年同期の売上を若干下回る結果となりました。一方、国内販売につきましては、放送システム事業で引き続きデジタルハイビジョン設備の更新需要を取り込むことができ、また産業システム事業におきましても、メディカル事業、セキュリティ事業の販売が堅調に推移するなど、前年同期を上回る結果を残すことができました。
 損益面につきましては、売上高の減少が影響し、且つ前年同期は高利益率案件の納入や当初第3四半期以降に売上計上を予定していた案件の前倒し納入など、好条件が複数重なったこともあり、営業損益、経常損益は前年同期と比べると減少する結果となりました。

しかしながら、継続的に取り組んでいるQuality Innovation活動による生産効率の改善による原価低減、販売経費の効率化の成果等もあり、期初予想との比較では収益面で大きく改善しており、7月から9月までの3カ月の期間で見ても、損益が黒字に転換するなど、例年と比べ業績は改善傾向にあると判断しており、通期目標の達成に向けて着実に進捗していると考えています。

当社グループは、これからも「New Ikegami Way」の飽くなき追求により、これ迄培ったプロに貢献するプロとしてのモノづくりの「匠の技」を顧客ごとの知見や経験を活かして、真の顧客ニーズを追求し、強い技術・製品をコアとした顧客起点のソリューションビジネスに置き換え、ビジネス展開し、社会に貢献して参ります。また、新3ヵ年中期経営計画で掲げた成長戦略を確実に実行し、あわせてQuality Innovationの限りなき推進による経営の効率化と、IR活動の更なる充実等を図り、持続的成長と企業価値向上を確実なものとすることで、株主の皆さまをはじめとした全てのステークホルダーの皆さまのご期待にお応えして参ります。

株主の皆さまにおかれましては、引続き絶大なるご理解とご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

2019年 12月
池上通信機株式会社
代表取締役社長 清森 洋祐