高い技術力とチーム力で、
世の中の情報を支えています。
伝送システム部 通信機課 第一係 K.Y.
2017年入社 システムセンター勤務
理工学研究科 電気電子工学専攻修了
高い技術力とチーム力で、
世の中の情報を支えています。
伝送システム部 通信機課 第一係 K.Y.
2017年入社 システムセンター勤務
理工学研究科 電気電子工学専攻修了
学生時代に電子電気工学を専攻し通信システム工学などを学んでいたので、これまでの知識を活かして電気機器メーカーで働きたいと考えていました。池上通信機に興味を持ったのは、無線伝送機器を製造していたから。私がこれまで学んできた通信システムの分野との関連性が高く、技術者で生きる道としておもしろそうだなと思いました。また、放送事業の他、医療や公共、セキュリティ事業といった幅広い分野で高い技術力を発揮しており、自分のつくったものが誰かの役に立てるという仕事を望んでいた私には、やりがいを強く持てそうな環境であることも入社の決め手となりました。
私は、中継先からの映像や音声を電波に乗せて伝送するFPU(Field-Pick-up Unit)の開発・設計を行なう部署で、ハードウェアの設計を担当しています。机上で設計したものが実際に形になっていくのは本当におもしろいですし、たくさんの部門と連携しながらひとつの機器をつくり上げていくという醍醐味を感じながら日々働いていますね。FPUは普段何気なく見ているスポーツやニュース番組などの生中継放送や、災害発生時にヘリコプターから災害現場などの中継映像を伝送するということにも活用されており、警察や消防、官公庁などの安全管理の面でもなくてはならない技術。まさに「世の中を陰ながら支えている」というやりがいを感じられる仕事です。
幸いなことに、配属されてすぐに新製品の開発・設計をするという機会に恵まれました。ずっとやりたかったモノづくりの仕事ができると意気込んでいたのですが、いざ開発が始まると実際のプロの現場の厳しさを痛感することに。担当は簡単な基盤の設計だったのですが、当時はまだ何もわからない状態。上司に手取り足取り教えてもらいながら、教わった通りにひたすら進めていきました。とにかく周りについていくのに必死で、モノづくりに携わる喜びを感じている余裕なんてありませんでしたね。おかげで入社後の早い段階で製品ができていく過程を理解することができ、大きな財産となりました。同時に、製品づくりはひとりではできないこと。そして当社には高い技術力だけでなく、高いチーム力があることも実感しました。
モバイル通信が当たり前のように普及し、5Gなど技術革新が進む中、FPUを取り巻く環境が変わってきています。また、放送事業全体も大きな進化を遂げている時代。そんな変化に合わせて、私たちも最先端の技術を取り入れつづけ、どんな時もモノづくりでお客様の役に立てるような『プロに貢献するプロ』でありたいと思っています。さらに個人的には、電波は様々なことに応用ができるものなので、これまで培ってきた伝送の技術を放送以外の分野でも活用できないかと考えています。そのためには、私が思いもよらぬイノベーションを起こせるよう技術者にならないとですね。これからもFPU以外の分野の情報に興味を持ち勉強をつづけ、いつか夢を叶えたいです。
少しでも興味や関心がある業種や企業があれば、調べてみることからはじめてください。その中で「これだ」というものを少しずつ見つけていけばいいですし、思い切って飛び込んでみるのもいいと思います。
自宅でスポーツを観戦したり、映画やドラマを観たりすることが多いです。特に昔からサッカーが好きなので大事な試合は週末に必ずチェックしていますね。今はコンテンツが充実しているので大忙しです。