
U.M.
次は、池上通信機の人材育成の礎とも言える「ジュニアリーダー制度」について話したいと思います。これは、新入社員1人に対して、何でも相談できたり教育係として業務を教えてくれる先輩社員が専属で付いてくれる、新入社員にとってはとても心強いサポート制度です。当時はどんな気持ちでしたか。

H.M.
配属された初日からジュニアリーダーが付いてくれるのは本当にありがたかったです。わからないことがあった時、誰に聞けばいいのかさえわからないので、相談できる人がそばにいてくれるというだけで安心感がありましたね。配属されたばかりの頃は緊張でガチガチだった私を解きほぐしてくれたりして、いろいろ助けていただきました。

U.M.
まったく同感です。誰に聞けばいいのかや仕事でどう対応すればいいのかがわからない時、相談したジュニアリーダーの動きを見ていれば、そのように対処すればいいんだなということがわかり、次からは同じようにやろうと。模範解答を示してくれるような心強い存在でしたね。

T.K.
本当に頼もしい存在でしたよね。私も何でも教えてもらっていました。私も覚えているのは、慣れない電話の取り次ぎをする時のこと。最初の頃は応対の仕方はもちろん取次ぎ先もわからないことが多く、付きっきりでその都度丁寧に教えてくれました。

U.M.
他にも、日々の不安や悩みを「フレッシャーズノート」という交換日記のようなものに書いて、それをジュニアリーダーが見てコメントを返してくれるというのもあったよね。

M.J.
「フレッシャーズノート」もいいコミュニケーションツールですね。慣れないうちは遠慮して先輩に質問できないようなことも、このノートに書けば答えてくれます。でもうれしかったのは、ジュニアリーダーに「直接聞けることは気軽に聞けばいいよ」と言われたこと。親密になれた気がしました。

T.K.
ジュニアリーダーからだけでなく、様々な先輩からコメントをいただけるのもうれしかったですね。直接話したことがないような人からも温かいひと言があったりして。自分が働いている様子をきちんと見てくれているのだなって。ますます頑張らないと、と思いました。