生産管理の“要”として、各部署から頼られる存在に。管理部生産管理課 O.S. 生産管理の“要”として、各部署から頼られる存在に。管理部生産管理課 O.S.

生産管理の“要”として、
各部署から頼られる存在に。

管理部生産管理課 O.S.
2018年入社(キャリア) プロダクトセンター勤務
人文学部 人文コミュニケーション学科卒

仕事について

仕事について

私は、放送局などで使用する放送モニタの生産管理業務を担当しています。営業が受注してきた内容を確認し、その受注データを設計や製造部門に展開することや、部品の手配や生産スケジュールの調整を行ったりするなど、製品が納期通りに出荷できるように管理するのが仕事です。中には、タッチパネル仕様といったお客様の意向によって既存仕様をカスタマイズしないといけない製品もあるため、各現場に正確な内容が伝わっているのか細やかな確認を取りながら進めます。ただ受注内容を各部門に伝えて終わるのではなく、部品の手配状況や入荷状況をはじめ、生産状況を自主的に確認しながら、製品が出荷されるまで責任を持って管理することを心がけています。

やりがい

この仕事は、生産現場の“要”になれるという働きがいがあります。製品の納期を守るためには生産に関わるすべての部署が連携して進めていかなければならず、私たちはそれを取りまとめることが求められます。また、営業と生産現場の間を調整するという役割も担っており、営業の要望に応えるために生産現場に交渉したり、反対に生産現場を守るために営業と交渉を行ったりもします。お互いの意見をすり合わせながら、どこが着地点なのかを見極め決断しなければなりません。そんな中で製品が無事に出荷された時は多くの人の協力を得ながら任務を果たせた感謝と共に、組織として一丸となれた達成感を味わうことができます。手元を離れた製品がお客様のところで使用されている様子を見た時は、役に立てた実感を持てうれしいですね。

印象的なエピソード

印象的なエピソード

印象に残っているのは、300式ほどのモニタを納入する大口案件を担当した際のことです。台数が多くただでさえ気を遣う案件でしたが、コロナ禍の影響で様々なところに混乱が生じる事態になりました。お客様の使用予定が延期になったことで納期を遅らせることに加え、仕入れ先の工場が十分に稼働できずに製品に必要な部品が通常通り調達できない事態が発生しました。このような異常事態の中、これまで以上に各部署同士が連携し合い生産を進めていくことで、最終的に無事に納品することができました。改めて、生産を行う上での連携力の大切さを実感したと同時に、生産管理担当者としての力量が問われた案件にもなり、この経験を通して自信が生まれ、成長につながったと感じています。

今後の目標

生産について問題や懸念がある場合に、はじめに相談されるような存在になりたいですね。生産管理はあらゆる工程に関わる業務でありながら、工程全体を俯瞰して見渡せるポジションなので、各部署同士をうまくつなげる橋渡し的な役割が担えると思います。営業から納期の相談があると現場に交渉できたり、現場が無理をしない工程が組める納期になるように営業に掛け合ったり。あらゆる立場に寄り添いながら、お互いの部署が納得できる最適解を導き出せるようになりたいですね。「Oさんに任せておけば大丈夫」と信頼を置かれる生産管理のプロフェッショナルを目指して、これからも日々の仕事に取り組んでいきたいです。

就職活動をされている人へのメッセージ

仕事をするにあたって自分が譲れないもの、大切にしたいことを見つけてください!そうすれば色々な情報に惑わされずに、自分を見失うことなく進んでいけるはずですよ。

オフの過ごし方

ライブに行くのが好きで、お気に入りの海外アーティストが来日する時は必ずと言っていいほど観に行きます。非日常な空間で、思う存分リフレッシュしていますね。

1DAY SCHEDULE

  1. 9:00 メールチェック、営業への納期回答
    メールチェックして業務の優先順位確認、営業からの納期確認等問い合わせへの回答
  2. 10:00 受注処理
    営業が入力した受注内容の確認、作業日程指示
  3. 12:15 お昼
    自席で昼食
  1. 13:00 部材入荷・生産状況確認
    部品の入荷状況や生産の進捗状況を確認
  2. 14:00 外注業者との打ち合わせ
    外注生産のモニタの進捗状況や生産日程の確認
  3. 15:00 出荷準備
    翌週出荷分の書類作成・出荷物がそろっているかの確認
  4. 17:40 終業
    仕事を済ませ退社