2014.12.08

岡山放送株式会社様 『OHKまちなかスタジオ ミルン』のスタジオ・サブシステムを一括受注・納入

546547FD95F504718[1] 池上通信機株式会社では、岡山放送株式会社様(以下OHK様)の『OHKまちなかスタジオ ミルン』のスタジオ・サブ設備を一括受注・納入いたしました。

この度受注したスタジオ・サブシステムは、OHK様の開局45年を迎えた一大プロジェクトとして計画されたもので、12月5日にグランドオープンを迎えた岡山駅前の大型商業施設「イオンモール岡山」の5F・6Fに新設されました。
「年間2000万人以上といわれる集客が見込まれる、にぎわいのど真ん中に、制作、報道の拠点をスタジオごと移転し、新しいスタイルの情報発信とビジネス展開をしていきます。この挑戦は、(中略)日本ではじめての放送事業者、テレビ局としてのプロジェクトであります。」(OHK様社内報より抜粋)OHK様の言葉にもありますように、全国でも例を見ない試みです。
その試みに対し、Ikegamiは、システムの製作・納入という形でご協力させていただきました。

「ミルン」は、「生放送など誰でも番組制作の様子が見られる構造で、この重要なコンセプト“可視化”(=見える)の意味が含まれ、新たなOHKのスピリットを生み出すにふさわしい」(OHK様社内報より抜粋)というOHK様の強い思いが込められています。
また、「ミルン」の名称は、岡山弁の「TV見るん?」に由来し、地域密着型のプロジェクトであることも感じられます。
その名が示すとおり、スタジオもオフィスもガラス窓を設け、イオンモールを訪れた方は、誰でもその様子を見ることができます。
「誰でも見ることができる。」という環境を充分に考慮し、ラックの色や卓面の高さ・角度・機器配置など細部にわたり、これまで以上に外観の統一性を重視するなど、OHK様の熱い思いに誠意をもってお応えできるよう、きめ細やかなご提案をさせて頂きました。

【スタジオと2つのサブで構成されたショッピングモールにある本格的な放送拠点】



 
スタジオには、制作・ニュース報道あらゆる番組制作に対応できるよう、UnicamHDシリーズの最高峰3G対応モデルのスタンダードHDTVカメラ「HDK-970A」およびハンディHDTVカメラ「HDK-97A」を合わせて5式採用いただきました。また、周辺機器には、7.4型有機ELカラーVF「VFE740HD」や「OCP-300」といった最新機種を導入させていただいております。

サブシステムはL1サブとL2サブで構成され、報道、情報番組の放送に対応できるよう設計されています。L1サブに3M/Eスイッチャ「HSS-330」、L2サブに2M/Eスイッチャ「HSS-200」をご採用頂きました。また、映像ルータは最新機種「MuPS-4000R」を核とし、L1サブとL2サブで素材を共有することで、システム運用の自由度を高めています。全ての番組制作機能をここに集約したといって過言ではありません。
また、OHK様のご要望で各社のVTRやディスクレコーダを導入し、それをIkegamiのソフトウェアで一元的に管理、制御できるよう設計しました。

今回の「ミルン」の受注・納入を通じ、Ikegamiは、システム面や作業面のノウハウをより蓄積させていただくことができました。
今後もお客様のご要望に丁寧にお応えできるような製品・システムのご提案をしてまいります。

【主なシステム構成】
スタジオカメラ スタンダードHDTVカメラ: HDK-970A×2式
ハンディHDTVカメラ: HDK-97A×3式
超高感度3CMOS HDTVカメラ: HDL-4500
サブシステム 3M/Eスイッチャ: HSS-330
2M/Eスイッチャ: HSS-200
ルータ: MuPS-4000R(10U) 144 ×135
システムセットアップアプリケーション: SST Pro

モニタ棚
– HLM-3250W(32型LCDモニタ)
– HLM-2450WB(24型LCDモニタ)
– HLM-1751WR(17型LCDモニタ)
– HLM-905WR(9型LCDモニタ)
VE卓マスターモニタ: HEM-1770WR(17型有機EL(OLED)モニタ

VTR: HDCAM、XDCAMSTATION
編集システム  

共有ストレージ  
VM Server