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国立能楽堂様へ伝統芸能の記録保存にノンリニア編集設備を納入

 池上通信機株式会社は、独立行政法人日本芸術文化振興会様の能楽専用の劇場である国立能楽堂様※1に、2021 年2 月「公演記録収録および編集機器」を賃貸借契約により納入いたしました(賃貸借契約先は、みずほ東芝リース株式会社様※2)

 国立能楽堂様は、能楽の伝承と普及を図ることを目的として1983 年に開場されました。600年を越える長い歴史の中で洗練され、優美さの中に人間の普遍的な思いと姿を象徴的に表現する「能」。人間の「笑い」や「おかしみ」をしぐさとせりふで浮き彫りにする「狂言」。能楽はこの2つを同じ舞台の上で交互に演じる日本の伝統芸能です。国立能楽堂様ではその調査研究、資料の収集・公開のために、主催公演の映像・音声を収録・保存されており、国立能楽堂図書閲覧室で一般の方にも公開されています。

 池上通信機は、国立能楽堂様の開場時から舞台撮影に必要な機材を納入してきており、現在はHDカメラ(HDL-45E)、スタジオ制御設備(HSS-200スイッチャ)などの機器をご利用いただいています。これまで国立能楽堂様では公演記録としてテープ媒体を用いた映像収録およびリニア編集によって、完成原版(以下「完パケ」)の作成を行ってきましたが、このたびデジタル収録された素材に対してワークステーションを使用したノンリニア編集により完パケの作成を行うことになりました。

 そこでこの機に池上通信機は、ノンリニア編集機用ワークステーション、ノンリニア編集ソフト(AVID Media Composer)とともに、当社の放送スタジオ周辺機器(OnePack シリーズ)、映像表示用モニタ(HLM-2460W)、VE 卓用モニタ(HLM-1760WR)といった放送用機材を合わせてご提案いたしました。これにより、これまでご使用いただいている既存設備とあわせたトータルシステムとして運用していただくことが可能となり、作業の効率化が期待されています。また、メンテナンス・緊急時対応等の総合的なサポートも容易となり、お客様の長期にわたる安定運用に寄与できると考えています。

 池上通信機は、ハイクオリティな放送機器・映像通信機器を多く取り扱ってきましたが、当社の機材・システムをご提供する先は、放送業界にとどまりません。国立能楽堂様をはじめとして広く芸術文化活動を担う分野においても、高品質を特徴とする映像の収録、編集、保存の機能をご提供することで、伝統文化の継承に貢献してまいりたいと考えます。

※1:独立行政法人日本芸術文化振興会 国立能楽堂様の情報はこちらをご参照ください。
    https://www.ntj.jac.go.jp/nou.html
※2:みずほ東芝リース株式会社様の情報はこちらをご参照ください。
    https://www.toshiba-lease.co.jp/


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