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2021年3月31日

小田急電鉄株式会社様へ特別な機構を備えたモニタハウジングを延べ85式納入完了

 池上通信機株式会社は、小田急電鉄株式会社(以下、小田急電鉄)様へプラットホーム映像監視用に特化して開発した昇降式モニタハウジング(特許取得済み)を、2020年12月に本厚木駅、2021年2月に登戸駅へ納入いたしました。これまで5年間にわたり小田急線各駅の設備更新に合わせて順次切り替えを行い、延べ85式を納入いたしました。

昇降式モニタハウジング 小田急電鉄様は、世界一の乗降客数を誇るターミナル駅である新宿駅*を起点として、通勤通学だけではなく箱根や江ノ島などの観光地へと続く路線としても、多くの方々に利用されている鉄道です。「日本一安全な鉄道」をめざすことを基本理念に掲げられ、安全を第一に快適で良質な輸送サービスを提供されています。

 プラットホームでは車掌がモニタの映像で安全確認をしながらドアを開閉するため、モニタは鉄道の安全運行には欠かせない重要な役割を担っています。そのため、常に確かな映像を表示させるためのメンテナンスも安全点検の大事な作業の一つとなっていますが、従来の高所に固定されたモニタハウジングでは、脚立に登って作業する、脚立を支える、周囲の安全を確保する、車両の入線を確認するなど多くの作業員を要していました。これを昇降式モニタハウジングにすることにより脚立に登る高所作業がなくなり、作業員の安全確保と効率化を両立し、また乗降客の往来を遮ることになる作業スペースも狭めることができ、高い評価をいただきました。

 池上通信機の昇降式モニタハウジングは、15型から24型のモニタサイズ収納に対応し、1台収納から4連収納までをラインアップしています。またプラットホームに沿って縦長に映し出せる高解像度フルハイビジョンモニタの縦置き対応モデルも用意しています。反射防止アクリル板によりモニタ画面の保護と映りこみを防止し視認性も高めています。
 設置においても各駅それぞれの建築構造に合わせ、屋根の構造に吊り下げる天吊り型やプラットホームにポールを建てる自立型など様々な設置に対応するなど、個々の環境に合わせた特殊対応も行っています。また、運搬用エレベータに乗らない大型4連式モニタハウジングの納入の際には、エレベータでの搬入を可能とするための構造変更にも柔軟に対応するなど、臨機応変な対応でお客様の利便性を高めてまいりました。

 小田急沿線は本厚木が住みたい街として上位にランキングされるなど注目が集まり、今後も多くのお客様にご利用いただけることが期待されております。昇降式モニタハウジングの設置増も見込まれており、当社はその需要への対応を行うと共にお客様の安全と作業性効率化への取り組みへ寄与すべく製品・サービスの改善へ取り組んでまいります。

 池上通信機は、半世紀以上にわたり鉄道市場向け映像監視システムで培ってきた技術と経験をいかし、安全を第一に取り組まれるお客様の様々なニーズにお応えする製品・サービスを提供し続けることを通し社会へ貢献します。

* GUINESS WORLD RECORDS での記録
JR、私鉄等各社を含む新宿駅2018年乗降客数約359万人/日


本厚木駅 (OH 34)
本厚木駅 (OH 34)
 
海老名駅 (OH 32)
海老名駅 (OH 32)



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