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2021年3月16日

JR西日本様・IRいしかわ鉄道様へ、ワンマン運転士用HD縦型モニタ列車監視システムを納入

 池上通信機株式会社は、このたび西日本旅客鉄道株式会社(以下、JR西日本)様、IRいしかわ鉄道株式会社(以下、IRいしかわ鉄道)様へ、七尾線(金沢~七尾駅間※1)の普通列車ワンマン運転化に伴い、プラットホームの乗降客を見守る「ワンマン運転士用HD縦型モニタ列車監視システム」を納入致しました。同システムは、2021年春のダイヤ改正(2021年3月13日)から開始されたワンマン運転とともに運用されています。

 JR西日本様とIRいしかわ鉄道様は、七尾線車両の老朽取替に伴い、七尾線全区間※2でICOCA※3などのICカード対応と、車載型IC改札機・戸挟み検知装置を搭載した新型521系車両を導入されました。また、七尾線・IRいしかわ鉄道線の直通運転車両も同型車両への全面置き換えを実施されました。
ワンマン運転では発車時の安全確認を運転士が実施することから、運転士によるプラットホームの安全確認システムが検討され、当社提案の「ワンマン運転士用HD縦型モニタ列車監視システム」をご採用いただきました。

 ご採用いただいたシステムは、JR西日本金沢支社では初となる4両編成によるワンマン運転の安全確保を図るため、4両編成全ての車両で乗降客の乗り降り、確実なドアの開閉を確認するために、鮮明な映像で監視ができるフルHDシステムとしました。さらに、HDカメラでとらえた映像を表示するHDモニタを縦型に設置することで、プラットホーム上の乗降客の足元から車両の上部まで、停車した車両の全体を確認することが可能となっています。また、駅毎にプラットホームの状況に合わせてカメラとモニタを最適な位置に配置することで、運転士による視認性を確保しています。

 システムの主な構成は、フルHDカメラISDシリーズ「ISD-220HD/240HD」 55台と、ワイドカラーモニタ「FCM-E2460HD」66台になります。いずれも鉄道監視分野で多くの実績があり、今回は金沢~七尾駅間の列車監視システムが必要な計16駅のプラットホームに設置しました。
また、年間降水量が非常に多い石川県の気象特性や、海岸沿いを走る七尾線の塩害にも配慮し、屋外設置となる全てのカメラとモニタには耐環境性ハウジングを提案し、ご採用いただきました。

 池上通信機は、ワンマン運転化が進む鉄道運行において、これからもプラットホームの安全・安心を支えるシステムを、全国の鉄道事業者様にご提案、ご提供してまいります。

※1:金沢~津幡駅間は七尾線車両がIRいしかわ鉄道に乗り入れている区間です。
※2:七尾~和倉温泉駅間は、のと鉄道の普通列車ではICサービスはご利用できません。
※3:ICOCA(イコカ)は、JR西日本が発行しているICカード乗車券です。

[主な納入機器]

  • 鉄道向け監視用フルHDカメラISDシリーズ「ISD-220HD」、「ISD-240HD」 合計55台
  • 24型液晶ワイドカラーモニタ「FCM-E2460HD」 66台
  • カメラハウジング 「TY-584」 55台
  • モニタハウジング「MY-KW24_T」シリーズ



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