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朝日放送テレビ様にヘリコプター搭載専用ワンピースタイプFPU送信機「PF67HM」を納入

 池上通信機株式会社(以下、池上通信機)は、朝日放送テレビ株式会社様(以下、朝日放送テレビ様)のヘリコプターテレビ中継システムの更新に伴い、映像伝送装置PF67HMとヘリコプター統合支援システム「ヘリナビ君DC」を納入致しました。2021年4月就航予定の新ヘリコプターで運用いただく予定です。

 大雨による河川の氾濫や震災などの災害が発生した際、現地に車両が入れないような状況でも、災害状況をより早く、正確に伝えられるヘリコプターテレビ中継システムの重要性が増しています。
今回採用いただいたPF67HMは、ヘリコプターから空撮された現場の映像を、確実に放送局に伝送するためのFPU送信機(Field Pick-up Unit:可搬型番組素材伝送装置)となります。

 PF67HMは、ヘリコプター搭載専用に開発したFPU送信機で、ヘリコプター中継にとりわけ有利な以下の特長を持っています。

  1. 一般的なFPU送信機は、制御部(ベースバンド変復調部)と高周波部から成る2ピース構造ですが、PF67HMはそれらを一体とした1ピース構造にしています。これによりヘリコプター搭載装置に強く求められる大幅な省スペース化と軽量化(当社従来比41%)を実現しました。
  2. 放送業務用マイクロ波帯周波数の、C~Fバンドに標準で対応していることから、各放送事業者様へ割り当てられている複数バンドでの送信を1台でまかなうことができます。
  3. FPU送信機と外付けパワーアンプの組み合わせによって高出力化(OFDM方式、C/Dバンド最大3W、当社従来比300%)することで、これまで伝送出来なかった遠距離エリアからの中継を可能にしました。
  4. 電源電圧はヘリコプターからの電源を直接接続可能なように、DC+28Vとなっています。

 上記の特長の内、特に(3)の「最大3Wの高出力化」により中継可能エリアが従来に比べて広がることを朝日放送テレビ様に評価いただいたことが、今回の採用の大きなポイントとなりました。

 また、今回同時にご採用いただいたヘリコプター統合支援システム「ヘリナビ君DC」は、放送局側で設定した災害発生現場などの目的地情報が、ヘリコプター側のモニタに表示されている地図上にリアルタイムで表示されるなど、目的地までのフライトをサポートします。また、ヘリコプターのGPS位置情報・飛行速度から目的地までの飛行時間・到着時刻をリアルタイムで算出・表示することで、おおよその中継開始可能な時刻を把握でき、緊急出動時に威力を発揮します。

 池上通信機は、これまで数多くのヘリコプターテレビ映像伝送システムをご提供してまいりました。今後も各放送局様のご要望に沿ったシステムをご提案、ご提供してまいります。

PF671HM