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中国放送様より、4K中型中継車設備・4Kカメラ設備を一括受注
大型中継車と同等の、4Kカメラ最大16式の搭載が可能

 池上通信機株式会社は、株式会社中国放送様(以下、RCC様)より、4K中型中継車設備および4Kカメラ設備を一括受注いたしました。2021年2月の納車を予定しております。

 この中継車は、RCC様の主な中継業務であるマツダスタジアムでのプロ野球をはじめ、駅伝、ラグビーなどのスポーツや、ひろしまフラワーフェスティバルなどの各種イベントで使用される予定です。当面はHD(2K)での運用が主体となりますが、将来を見越した4Kシステムに対応しており、フル4Kでの運用も可能です。HD-SDIシステムと同等の運用が可能な12G-SDIにて4Kシステムを構築しているため、中継スタッフの負担が増えることなく、システム全体で効率的な中継業務をサポートします。

 中継車の全長は約8,6mの中型サイズですが、システムの規模は大型中継車相当を誇り、カメラを最大16式搭載可能です。当社のこれまでの中継車製作の経験、MuPS-5000スイッチャや周辺機器OnePackⅡ棚板の高い運用性を活かし、高パフォーマンスと省スペース化を両立させています。

 システムの中心となる映像スイッチャMuPS-5000は、6Uサイズの本体に60入力、40出力を備え、そのすべてを12G-SDI、3G-SDI、HD-SDI(1.5G)の各種フォーマットで使用することができます。小型操作卓を持ち出しての並列運用を可能とし、中継での利便性を向上しています。また、2UサイズのOnePackⅡ棚板は、1つのモジュールに最大4つの機能を持たせることができるため、モジュールや棚板の削減が可能。省スペースかつ効率的なシステム構築を実現しています。

 カメラは、4Kカメラシステム「UHK-430」を6式ご採用いただきました。UHK-430は、これまでRCC様にご愛顧いただいている当社のUnicam HDシリーズの操作性を踏襲しつつ、4KおよびHD両出力に対応しています。6式のカメラはいずれもシステムエキスパンダ「SE-U430」を用いることで高倍率大型レンズに対応し、また、4K/HDのサイマル出力に対応したオプションを実装します。HD運用時には、既存のHDカメラが混在した運用もスムーズに行うことができ、最大16式のカメラに対応する中継車として、様々な中継現場での活躍が期待されます。

 今回の受注に際しては、RCC様の中継車への強い熱意に対して、当社の技術を活かして業務効率に配慮した提案をご評価いただけたものと考えております。

 池上通信機は、今後もお客様の運用に合わせ、効率的で快適な中継業務を実現するシステムを提供いたします。

【主な構成】
シャーシ: 日野自動車レンジャー 車両総重量14.5tシャーシ 全長約8,6m
架装: 京成自動車工業(株)
発電機設備: HIT-35KI2 35kVA(富永物産(株))
空調設備: 16,000kcal 内気循環タイプ((株)サーモテックステクニカル)
   
映像スイッチャ: MuPS-5000 6U 60入力、40出力(池上製)
映像ルータ: UHSM-220220 16U 200入力、140出力(池上製)
映像周辺機器: OnePackⅡ棚板(SDI分配、MUX、DMUX、コンバータ)(池上製)
音声ルータ: DAF-020 デジタル80入力、80出力+アナログ16ST入力、16ST出力(池上製)
インカム: ARTIST64(40PORT)(RIEDEL)
   
カメラ(CCU): CCU-430 6式 常載(池上製)
フルサイズCCU 6式+ハーフサイズBS 4式実装可能