ニュース詳細

2019年11月29日

25万錠/時の処理能力で小・中ロット生産向け 600dpiの高画質・多色両面印刷対応
インクジェット錠剤印刷装置 TIE-4500Pを開発

TIE-4500P

    池上通信機株式会社は、固形製剤の素錠、OD錠(口腔内崩壊錠)、FC錠(フィルムコーティング錠)、糖衣錠といった医薬品錠剤に、高画質・多色両面印刷が行える非接触型のインクジェット錠剤印刷装置の新たなラインアップとして、小・中ロット生産に適した処理能力25万錠/時*1と低価格化を実現した「TIE-4500P」を新開発いたしました。医薬品業界を中心に2019年12月より積極的に販売を展開してまいります。

    医薬品業界では、誤飲防止や調剤の精度向上を目指して、パッケージはもちろん錠剤本体へ印刷を施すことで識別性を高める取り組みが進んでいます。さらに近年は、生産量の多い製剤ばかりでは無く、生産ロット数が小規模な品目への対応も必要となってきました。TIE-4500Pは、こうしたお客様のニーズにお応えする小・中規模生産に適したインクジェット錠剤印刷装置です。

    TIE-4500Pは、最大50万錠/時の高速印刷を誇るTIE-9000Pで採用した錠剤にやさしい安定搬送が行える搬送機構および高い整列精度を実現する供給部を踏襲しながら、最大25万錠/時の処理量を実現しています。さらに、ロット切り替え時の段取りや、清掃性を考慮した優れた機構設計の採用により、多品種小・中ロット生産ラインに最適です。

    印刷は、非接触型のインクジェットによる600dpiの高画質に加え、同時に最大4色の印刷に対応するとともに、高度なベルト搬送機構により両面印刷も可能です。インクは、可食性の顔料・染料どちらにも対応し、錠剤に応じてインクを選択することができます。また、装置内に錠剤の表裏面および側面(オプション)の外観、印刷した文字の位置ズレや印刷品質の良否を判定する検査機能も備えています。
 その他、操作部にはタッチパネル方式を採用し、高い操作性を実現しています。

    池上通信機は、今後もお客様のさまざまなご要望を取り入れながら医薬品の品質のさらなる向上と生産性向上に貢献してまいります。

*1:2019年11月現在、φ5mmの錠剤の場合

■ 主な仕様

適用錠剤 素錠、OD錠、FC錠、糖衣錠
平錠、R付錠、2段R付錠、カラテ錠
丸 錠:φ5~12mm、厚み:2~8mm
異形錠:幅5~12mm、長さ:5~15mm、厚み:2~8mm
処理能力 25万錠/時(φ5mmの錠剤の場合)
印刷方式 非接触印刷(インクジェット方式)
両面印刷、片面印刷(片面2色、最大4色印刷)
電源 供給電源 三相AC200V±10% 3Φ 50Hz/60Hz
消費電力 22kVA
接続口 端子台:M6ネジR/S/T/FG 4端子
圧縮空気 圧力 0.5MPa以上
消費量 約750NL/分
接続口径 ハイカプラソケット(400SH 日東工器)
                装置側:400PM 日東工器
外形寸法 W1700 x H1751 x D1584mm(突起部除く)
質量 約1900kg

» 製品についてのお問い合わせはこちら