イベント情報
2018年11月14日~11月16日
「第54回 国際放送機器展-InterBEE 2018」出展概要
池上通信機は、11月14日(水)~16日(金)に幕張メッセで開催されるInter BEE 2018に出展します。
会場では、ますます実運用化が広がる4K/HD番組制作に向けて「HDR」「12G-SDI」「IP」に対するIkegamiの取り組みをご紹介し、撮影から送出まで、全ての映像制作プロセスにおいて、高品質にお応えするIkegamiの最先端ソリューションをご覧いただきます。是非この機会に弊社ブースにご来場賜りますよう、お願い申し上げます。
Total Live Solution
Ikegamiブース:ホール5 No.4515
Camera
4K/HD スタジオカメラシステム
UHK-435
UNICAM XE のラインアップとして、世界初の4K/HDスタジオカメラ「UHK-435」を開発。
2/3型4K 8M Pixel CMOS 3板式の光学系を搭載した 世界で唯一のNative 4Kスタジオカメラ です。大型レンズとの最適な重量バランスを実現しているため、より安定した操作性と快適な
カメラワークを提供します。ビルトアップユニットによる大型レンズ装着と比べセッティングの煩雑さが大幅に軽減、厳しい環境下での屋外ライブ中継で安定した運用を可能にします。(» 製品詳細)
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2/3型 4KCMOS 3板式カメラシステム
UHK-430
2/3型4K3CMOSセンサを採用した4Kシステムカメラです。2/3型センサとB4レンズマウントの採用により、これまでのHDカメラと変わらぬ運用性を維持し、スタジオや中継での4K映像制作が可能です。HDRの国際標準規格(ITU-R BT.2100)で定められたHLG(Hybrid-Log Gamma)を搭載し、暗部から明部までの表現可能な範囲を拡大した高ダイナミックレンジ映像に対応します。(» 製品詳細)
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カメラコントロールユニット
CCU-430
UHK-430のカメラコントロールユニット(CCU)です。4K HDR/HDのサイマル運用に対応し、
HDから4K運用へのスムーズな移行をサポートします。
40Gbpsの光トランシーバを搭載し、カメラ・CCU間の超広帯域を実現。非圧縮のRGB 4:4:4信号伝送が可能となり、クロマキー合成時により滑らかで自然な表現を実現します。オプション対応品として12G-SDI 4K出力ボードもラインナップしています。
8Kスーパーハイビジョンカメラシステム
SHK-810
3300万画素 Super35mmCMOS単板センサを採用した8Kシステムカメラです。PLマウントレンズが使用可能、35mmイメージサイズとの相乗効果により、被写界深度が浅い、奥行きのある高画質映像表現が可能です。光複合カメラケーブルによる映像信号の伝送や、タリー・インカムなどのコミュニケーション信号の伝送を可能とし、現行のHDカメラと同様の運用性を実現しました。フォーカスアシスト機能やレンズ色収差補正機能など、8K映像制作をサポートする機能を搭載しています。CCUからは8K/4K/HDの出力が可能。ワールドカップやオリンピック等のスポーツイベントにおいても多くの運用実績があり、様々なシーンでの運用に対応します。
※本製品は日本放送協会(NHK)様との共同開発製品です。(» 製品詳細)
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VCP(Virtual Control Panel)、VMP (Virtual Master Panel)
参考展示
VCP(Virtual Control Panel)、VMP (Virtual Master Panel)は従来のハードウェアのカメラコントロールパネルに代わるPCのGUI(バーチャルパネル)としてカメラの制御を可能にするソフトウェアです。
Monitor
Switcher
1台の大型スイッチャプロセッサ内部系統を3分割し、個々にコントロールパネルに分配。
3システムが独立して動作している中の1システムを4K/2Kサイマルキャスト制作でご覧いただきます。4K/2K共に2M/Eの独立系統を確保し、これを完全連動制御することでHLGとSDRの画質を維持しながら映像制作が行なえる理想形をご紹介します。
システムダウンコンバータ方式だけによらずIkegamiスイッチャのコア部分を4K/2K共に独立させたサイマルキャストソリューションにより、高い品質で4K/2K放送を実現するシステムを展示します。
更に、残る2システムを2Kの展示とし、2K映像制作機能の集大成となる機能をご覧いただきます。一つは大型操作卓を備えた中規模以上のシステム提案として、一つは小型操作卓を備えた小規模システム提案としてご展示します。
4Kライブプロダクションスイッチャ
MuPS-5000 series
4K/12G-SDI対応 マルチプラットフォーム・スイッチャシステム
今後広がりをみせる4K番組制作のご要望に応え、HDとのサイマルキャスト制作を実現する本格的な4Kスイッチャブル、4K/2Kハイブリットのハードウェア/ソフトウェアシステムを採用。120入力60出力、4M/Eの4K運用に対応し、大規模制作が可能なシステム構築を実現します。(» 製品詳細)
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4K 周辺機器
OnePackⅡシリーズ
4K/12G-SDI対応 マルチプラットフォーム新周辺棚板OnePackⅡ
ラック収納効率を追求し、高さ2U、奥行き350mmの小型化を実現しています。
2Uサイズ棚板は、BNC 10個を実装したモジュールを最大10式まで実装可能です。
1つのモジュールに必要に応じてユーザが設定できるフレキシブルな分配器を搭載し1構造多系統化し、またソフトウェアライセンスにより機能が選択できる複数のコンバータ機能を搭載し多系統複合機能を実現しています。(» 製品詳細)
4Kルータ
UHSM-220×220
4K/2Kサイマルキャスト運用に対応する新開発の4K/2Kハイブリット大型ルーティングスイッチャです。
2Kのルーティング空間と4Kのルーティング空間を一つのマトリクスで構成するため、220×220の大型マトリクスサイズとし、全入出力を1.5G/3G/12G SDI信号のトリプルレート対応とし、将来4K化への流動性を考慮しています。
ルーティング機能だけでなく、全出力に5HウィンドウのAVDLを内蔵していますので、必要な系統はカット切り替え送出ができ、更に後段の必要位相に合わせた調相機能も備えています。
また、オプションとして多系統のマルチビューワ(4K:16分割×4系統、2K:16分割×16系統)やキーヤ機能(4K:4ch、2K:8chのダウンストリームキー)を内蔵することができます。
スイッチャと共通のハードウェアプラットフォームとし、システムとして高い信頼性を提供します。
更に今後整備されるビデオオーバーIP規格(SMPTE-2110)へもI/Oモジュールを入れ替えることで対応可能していく予定です(将来計画)。
次世代の4K映像制作に向け、マルチなルーティングソリューションを提案します。(» 製品詳細)
コンパクトスイッチャ
CSS-400
18入力9出力のコンパクトスイッチャです。2M/E+4キーヤのエンジンに6つの座標処理機能(リサイザ)を搭載しているため、小規模システムにおいて十分な制作効果を発揮します。動画を含めた4つのフレームメモリは、CGワイプ効果やスーパー素材など、番組演出効果をサポートします。
操作卓は8.4インチGUIを備えた制作用途の2種類(14・22XPTボタン)と、簡易スイッチング用途と運用目的により3種類から選択可能です。
1Uの本体と2M/E 14釦の操作卓で構成され、操作卓は卓上設置タイプに加え、ラックに実装しての運用を考慮した2Uタイプを用意しました。1Uの本体と合わせて、わずか3Uのスペースにラック実装可能なため、中継車などスペースの限られた場所での運用に最適です。3G-SDI×4の信号を使用することで4K信号処理にも対応します。(» 製品詳細)
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Transmission
超小型FPU
PP-90(1.2/2.3G)TX・RX
1.2GHz帯および2.3GHz帯のデュアルバンド仕様をベースにした超小型FPUです。
ARIB STD-B57(2.0版)SISO方式に準拠。H.265/HEVC対応エンコーダを内蔵しており、より良い圧縮効率での映像伝送が可能となりました。送信機単独での送信出力0.5Wに加え、PA-90電子増幅器との組合せにより送信出力を5Wにまで増幅し、長距離伝送が可能です。カメラに搭載してのワンマン運用に加え、マラソン等ロードレースのバイクカメラ運用など様々な運用に対応可能な超小型FPUです。(» 製品詳細)
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超小型FPU
PP-97(7G)TX
好評を頂いたPP-90を基に7GHz帯 超小型FPU送信機 PP-97を新たにライナップしました。
送信周波数はCバンド(6.5GHz帯)及びDバンド(7GHz帯)、送信出力は、OFDM(FULL)は0.2W、QAMは0.4Wです。OFDM変調方式はARIB STD-B33(1.2版)、QAM変調方式はARIB STD-B11(2.0版)に準拠します。また、コーデックは、H.265/HEVC及び H.264/AVCに対応し高圧縮、高画質の伝送を実現しています。PP-90と同等の操作性、運用性を備え、既存の受信機を活用できる7Ghz帯超小型FPU送信機として多様な運用が可能です。(» 製品詳細)
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FileBase System
Ikegami OTC System
IkegamiのOTC送出システムは、キューシートと連携し、スイッチャやテロッパー、送出サーバ等の各種機器を制御することで、確実で簡易な送出オペレーションを実現します。
Ikegamiのファイルベースソリューション「iSTEP+」との親和性も高く、連携機能に加えて一部の筐体を共用することで、コストとスペース両面でメリットの高いシステムを提供します。
送出サーバでは多くの実績と信頼性のあるHarmonic社のSpectrumXサーバを展示致します。
Avid【4K】【HDR】編集ソリューション
数多くの制作編集現場で使用されている「Avid Media Composer」は4K、HDR等、最新のフォーマットに対応します。素材サーバを使う事で、複数台の編集機でのプロジェクトや素材の共有を実現します。編集機用BOBの「Artist|DNxIQ」は、4K/60pの映像信号を3G-QUAD、12G-SDIで出力可能です。素材共有サーバ「NEXISシリーズ」を導入する事で、小規模から大規模までの素材共有環境の構築が可能です。4K対応の収録サーバ「FastServe」はHD/4K両方の運用に対応しており、将来の4K運用を見据えながら当面はHD運用することも可能です。「FastServe」はAvidの素材管理サーバシステムInterplay環境下でも使用可能です。(» 製品詳細)
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【特別共同展示】
IP Solution
今回のInter BEEでは、いよいよ本格化してきた放送IP化のトレンドの中、大きな話題となっている「リモートプロダクション」「リソースシェア」を他メーカと共同しご紹介します。
4K/2K の非圧縮信号をやり取りし、EVSのスローモーションサーバ素材をスイッチャに取り込む他、スローモーション再生を池上ブースから遠隔制御します。また、他社ブースからの池上カメラコントロール、他社ブースでの池上カメラ選択時のグリーン(緑)タリー点灯など、リアルな制作環境をシミュレートします。
池上通信機ブースへのご来場を心よりお待ち申し上げます。
お問い合わせ先
■ 電話によるお問い合わせ
池上通信機株式会社 営業本部
放送第1営業部; TEL:03-5748-2201 /2221
放送第2営業部; TEL:03-5748-2261
〒146-8567 東京都大田区池上5-6-16
■ メールによるお問い合わせ » こちらから