池上通信機株式会社(本社:東京/代表取締役社長 松原 正樹)は、この度、医療分野におけるX線画像表示用ディスプレイモニタとして、これからの画像診断を強力にサポートする高輝度・高解像度20.8型液晶グレイスケールディスプレイモニタ「MLD-2100M」を10月より出荷開始いたします。
現在、医療機関では、院内における「カルテ情報」や「画像情報」などをこれまでの媒体である、紙・フィルムから電子化に向けて電子ファイル化、デジタルネットワーク化を進めています。
特に、放射線分野では、胸部レントゲンやMRI、CT画像などを、フィルムの状態で保管、管理し、患者への説明を行っていますが、膨大な量のフィルムの保管、管理にかかるスペースの問題や、必要なフィルムを必要な時に探し出す手間の問題、また、情報の共有化の促進などの面から、フィルムレス、つまり各種X線画像のデジタルデータ化が進み、そのデータをディスプレイモニタに表示して読影、診断するスタイル、画像診断が注目されるようになってきました。
池上通信機では、こうした医療分野における電子化に対応し、胸部レントゲンや、CT、MRIなどの画像データによる読影参照用のディスプレイモニタとして、既に2Mピクセル対応の「MDM-2130P」、「MDM-2130S」、5Mピクセル対応の「MDM-2140P」など、高輝度・高解像度CRTディプレイモニタをいち早く製品化し、医療分野より高い評価をいただくと共に、多くの納入実績を積み重ねてきました。
そして、今回、更にこれからの画像診断を強力にサポートすべく、高輝度・高解像度20.8型液晶グレイスケールディスプレイモニタ「MLD-2100M」を開発。10月より出荷を開始いたします。
「MLD-2100M」は、読影参照に求められる最大700cd/m2(コントラスト比600:1)の高輝度を達成。モニタ面を回転させることにより、縦表示、横表示のいずれにも対応が可能で、縦表示時最大1536ドット×2048ライン、横表示時最大2048ドット×1536ラインの3Mピクセルという高解像度も実現しています。
また、これまでの液晶ディスプレイで課題とされていた視野角も、170゜という高視野角を実現しているため、どの位置からでも鮮明な画像による読影参照を可能としています。さらに、液晶タイプとすることにより、電源内蔵で奥行き95mmという省スペース化も実現。従来のシャーカステンと同様の設置、運用はもちろん、スペースや、環境に合わせて、様々な運用スタイルを可能としています。
「MLD-2100M」は、輝度、解像度、コントラストなど、従来のシャーカステンによるフィルムの読影と比較しても違和感のない確かな画像の再現と、省スペース化による使い勝手の向上で、これからの画像診断環境を強力にサポートします。
縦表示時1536×2048(横表示時2048×1536)画素(3M Pixel)の高精細表示を実現。医用画像のニーズに合った確かな画像を表示します。
最大輝度700cd/m2(コントラスト比600:1)の高輝度表示が可能。従来の液晶モニタにない高輝度を実現しています。
クリアー処理を施した液晶パネルを採用。従来の液晶画面と比較して、よりフィルムに近い表示が可能。目に優しいギラツキのないクリアな画像を表示します。
170゜の高視野角により、どの位置からでも鮮明な画像での確認が可能です。
標準デジタルインターフェースDVI-Dに準じたインターフェースを装備しています。
パネル面の厚さは電源内蔵で95mm。設置場所を選ばない省スペース化を実現しています。
薄型、軽量化を実現しているため、従来のシャーカステンと同様の壁掛けスタイル、また、アーム型スタンドや可動式スタンドによる運用など、様々なスタイルでMLD-2100Mの高精細画像を活用いただけます。
| LCD | サイズ | 20.8型 |
| 視野角 | 170゜ | |
| 階調 | 8bit | |
| 表面処理 | クリアー処理 | |
| 映像入力 | 入力信号 | DVI-D |
| 表示画面サイズ | 423.9×318.0mm | |
| 解像度 | 縦表示時 | 1536×2048 |
| 横表示時 | 2048×1536 | |
| 最大輝度 | 700cd/m2(全白時) | |
| 電源 | AC100〜120V±10% / AC200〜240V±10% 50/60Hz | |
| 消費電力 | 約70W | |
| 動作周囲温度 | 0〜40℃ | |
| 外形寸法/質量 | 約W362×H480×D95mm/約6kg | |
■出荷開始時期 :10月
■ 年間販売予定台数 :約1,000台