池上通信機株式会社(本社:東京 / 社長:久保登)では、携帯電話、PHS、一般電話回線などを通じて、遠隔地の画像や音声情報を伝送できる小型軽量の画像伝送ユニットSST-2100を平成12年6月から販売致します。
近年、災害時における緊急対策の検討手段として画像情報の重要性が認識されると共に、画像情報を遠隔地へ伝送する手段として携帯電話やPHSなどの通信網も整備されてきました。また、GPS(衛星測位システム)の普及とその捕捉技術の進歩により、移動側の位置情報も高精度で把握することが可能になってきております。
従来、遠隔地の情報把握は電話回線等により画像を伝送する(或いは一部関連機器の制御を行う)だけでしたが、本製品は、GPSで捕捉した移動体側の位置情報とCCDカメラの画像情報をリアルタイムに遠隔地に携帯電話等で伝送できるため、受信側の地図上に移動体側の画像情報と位置(緯度、経度情報)を示すことが可能になります。
GIS(地図情報システム)と組み合わせることにより、ライフラインの巡回監視や、災害時における現場と本部間での状況把握手段として有効に活用できると共に、モービル・マッピング・システム(MMS)での3次元位置計測用途にも応用することが可能です。
また、GPSデータだけでなく、各種計測データを画像情報と同時にシリアル伝送できますので、工業分野や遠隔医療分野などにおいても活用できます。
SST-2100は、テレビモニタと接続した使用の他、パソコンやLANと接続した拡張システムにも対応可能。また、個別にIDや回線番号設定が可能であると共に、自動発呼システムや不正な通信を防ぐコールバックシステムにも対応するなど、セキュリティレベルの向上も図っています。
弊社では、SST-2100小型遠隔画像伝送ユニット(GPS連動タイプ)を従来型の画像伝送装置にはない新しいコンセプトの製品として、防災、ライフライン管理、侵入監視、工場の自動化、遠隔医療など様々な分野での応用を期待し、システム構成機器の一つとして販売して参ります。