News Release

各種放送フォーマットにフレキシブルに対応
最新のポータブルデジタルスイッチャ「TDP-360」を開発


池上通信機株式会社(本社:東京/社長:久保登)では、この度、現行のアナログコンポジットはもちろんデジタルコンポーネント、さらにはHDTVなど、各種信号方式に対応可能な、ポータブルデジタルスイッチャ「TDP-360」を開発、 発表すると共に積極的な販売活動を展開して参ります。

「TDP-360」は、小規模スタジオや中継車搭載、さらにはフィールドでの運用を考慮 し、スイッチャ本体と操作パネルをコンパクトに一体化。 これまで豊富な納入実績を誇るTAP-300の使い易さを継承すると共に、16入力、1.5MKを装備。2スーパーの内蔵、オプションでDFEの内蔵も可能になるなど、使い勝手の良さに高機能と拡張性を合わせ持ったポータブルデジタルスイッチャです。

更に、アナログ放送からデジタル放送への転換に向けた端境期である現状を考慮し、 入出力ボードの入れ替えにより、現行放送方式からデジタル放送時代の各種放送方式 (480i、480p、PAL-B/ 1080i、720p)に対応させる設計思想を具現化。 アナログ放送対応で「TDP-360」を導入されても、入出力ボードの入れ替えにより、 その投資を無駄にすることなく、これからのデジタル放送のシステムで運用すること ができる正に今と将来を見据えたマルチフォーマット対応スイッチャです。 また、本体と操作パネルを一体化した「TDP-360」の他、ラインアップとして、本体と操作パネル分離型の2ピースタイプ「TD-360」も用意しています。 ユーザーのスタイルに合わせて一体型、分離型を選択いただけます。


<TDP-360の主な特長>

■本体と操作パネルが一体構造のコンパクト設計

本体と操作パネルを一体化したコンパクト(H176×W430×D500mm/18kg)設計を実現。設置場所をとらず、19インチラック実装が可能です。 小規模スタジオや中継車搭載などに最適なスイッチャです。

■ アナログ放送からデジタル放送までフルサポート

入出力ボードの入れ替えにより、現行放送方式からデジタル放送時代の各種放送方式 (480i,480p,PAL-B, 1080i,720p/59.94Hz)に対応。 現用システムに投入でき、将来のシステムまでもフレキシブルにサポートします。

■ 入出力数の充実

入力は16入力(スーパー素材、キー含む)まで可能。出力列は6列(MK、LINE、UTL1 、UTL2、VE、RET)装備しています。 MK数は1.5MKを内蔵しています。

■2スーパー内蔵

オリジナルスーパーとして2素材入力可能。外部キースーパーとしては1素材に対応します。

■ DFEを内蔵(オプション)

ワイプ効果に加え、3 次元DFE効果をスイッチャに内蔵しました。ポジション、ローテーション、拡大/縮 小効果が実現できます。

■ 引き出し構造の操作部

4Uの棚板実装スペースに対し、操作部のみ引き出して使用することができます。

■操作部を外してリモートも可能

操作部分を取り外して、リモートケーブルで延長可能。中継車から降ろして使用する 時に便利です。

■素材選択ボタンは12素材まで

操作面のクロスポイント選択ボタンは12素材までとしました。押しボタンアサインテ ーブルを採用し、メニューで登録再生ができます。

■アサイナブルボタンの採用

メニューに収納されている機能をユーザが自由にボタン上に呼び出し、登録すること で1アクションでの操作を実現します。

■ 選べる2タイプ

一体型構造の「TDP-360」の他、本体、操作パネル分離型の「TD-360」をラインアッ プ。設置環境、運用スタイルによって選択が可能です。


<TDP-360定格・性能>

■定格

入力信号 素材16入力
アナログ入力 NTSCコンポジット
VBS 1.0Vp-p 75Ω
デジタル入力
(モジュール差し替え)
シリアルフォーマット SMPTE259M
同期信号 BBS 0.429Vp-p ハイインピーダンス
出力信号 デジタル出力
(モジュール差し替え)

シリアルフォーマット SMPTE259M
アナログ出力 NTSCコンポジット VBS 1.0Vp-p 75Ω  
同期出力 BBS 0.429Vp-p同期入力に対し約±0.5H可変
絶対映像遅延量 1H(入出力間、全系統にて)
電源/消費電力 AC100/200V自動切替、50/60Hz /350VA
外形寸法/質量 H176(4U)×W430×D500mm(突起部除く) /18kg
周囲温度 性能保証 0〜40℃
動作保証 0〜45℃
インカム 端末数 11(本体8+卓2+VE 1)
入力レベル -10dBs 300Ω/0dBm 600Ω(マイク電源供給可能)
出力レベル -4dBs 150Ω/0dBm 600Ω
PGM入力 0dBm 600Ω
PGM出力 0dBm 600Ω

■ 性能

アナログ出力
周波数特性 60Hz 5MHz ±0.2dB以内
5MHz 6MHz +0dB、-1.3dB以内
カラー特性 DG:2%以内
DP:2゜以内
雑音 S/N 56dB以下
ハム 1mVp-p以下
クロストーク 3.58MHz 54dB以下
ペデスタル変動 5mVp-p以下
AVDL 調相範囲 -6μs+57μs±180゜ 
デジタル入力は-9.5μs+57μs
精度 ±1゜以下(入力変動に対する)
調相ジッタ 1゜p-p以下
デジタル入出力
シリアル入力特性 インピーダンス
75Ω
リターンロス 15dB以上(5MHz〜270MHz)
シリアル出力特性 インピーダンス 75Ω
リターンロス 15dB以上(5MHz〜270MHz)
DCオフセット 0.0V±0.5V
振幅 800mVp-p±10%(75Ω終端)
立ち上がり、
立ち下がり時間
最大1.5ns(振幅の20%〜80%) 0.5以下の変動
オーバーシュート 10%以下
アライメントジッタ 0.2Uip-p
インカム性能
周波数特性 1kHzに対する偏差 ±1.5dB
300Hz、10kHz -3dB±1.5dB
歪み率 1kHz 1.0%以下
15dB増加 3.0%以下
雑音 1kHz 55dB以上
クロストーク 1kHz 50dB以上
その他
制御遅延 2V(=32ms)以下
電源中断 0〜10秒 自動的に現状復帰
10秒以上 バックアップ電圧判定によりイニシャル状態

■ 受注開始時期   平成11年11月

■ 販売予定価格   約700万円(本体、パネルDFE含む:アナログ入力)


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