池上通信機では、このたび、衛星デジタル放送「パーフェクTV!」新規チャンネルとして、今春より(株)日本入試センター殿が放送する「代ゼミTVネット」向けのスタジオサブシステム、全5スタジオの受注に成功した。受注総額は既存カメラ更新を含めて、カメラ、モニタ、デジタルスイッチャ等、約160式、計5億円にのぼる。「代ゼミTVネット」むけのスタジオシステムは4/1の放送開始にあわせて納入される。
本システムは、衛星デジタル放送用番組制作スタジオとして要求される、高画質・高信頼性、低コスト、省スペース化をあわせて実現し、高効率運用を可能とするトータルデジタルコンポーネントシステムである。ノンリニアのアーキテクチャーを取り入れて運用の大幅な効率化をはかっているの大きな特徴となっている。
構成機器は、高画質・高信頼性を達成したデジタルコンポーネントシステムで、新型デジタルミキサーを採用し音声もデジタル処理を行っている。小型軽量・低コストのデジタルスイッチャー、TDP−220をベースに、編集装置としてはハードディスクベースのノンリニア編集システムを採用。スタジオシステムとしては大幅な低コストを実現するとともに、ノンリニアならではのメリットをいかしたメンテナンスコスト、ランニングコストの低減をはかったことが、(株)日本入試センター殿で高く評価された。
さらに、特殊効果の作業はノンリニア編集設備のCG装置グラフィカルユーザーインターフェースで行うことにより、特別な装置を用意することなく、省スペース、最小人員での運用が可能となる画期的な高効率運用を実現している。
(株)日本入試センター殿では、本システムを採用し、パーフェクTVにて放送する「代ゼミTVネット」の番組制作を行う。「代ゼミTVネット」は、代々木ゼミナールのトップ講師により、必要な科目をすべて取りそろえた豊富なカリキュラムの授業をTVで放映するという、全国の受験生が加入すれば自宅で授業を受けられる画期的な専門プログラムである。4/1より、「パーフェクTV」Ch.345にて新規番組として開設される。
「パーフェクTV」は、日本初の衛星デジタル放送として、96年10月にサービス開始。現在開局2年目に突入し、加入世帯数は順調に伸び、またチャンネル数も110チャンネル程度に達するなど、大きな話題となっており、新たな学習専門チャンネルとして、日本入試センターが放送事業者に加わることとなる。
またこのたび池上通信機では、上記スタジオシステムに加えて、(株)日本入試センター殿がJC−SATの専用トランスポンダーを利用して全国に放送している「サテラインゼミ」むけの新規サブシステムも受注。パーフェクTV番組制作むけシステムと同様に本システムも最新のデジタルコンポーネントシステムとなっている。
これまで(株)日本入試センター殿では、「サテラインゼミ」を全国26の代ゼミ、270の高校、200の塾に対し、4チャンネルの放送を行っていた。この内3チャンネルが生放送されており、このたび4チャンネル目も生放送を行うべく新規サブシステムを導入するほこびとなった。従来の3チャンネルのサブシステムの導入実績をもとに、このたびも信頼性の高い池上のスタジオシステムを選択するにいたった。
池上通信機では、これまでも、世界的に多くの実績を持つ放送用中継車システムと同様に、放送局のスタジオサブシステムをも多数てがけており、信頼性の高いシステムの提供に力を注いできた。
こうした技術をベースに、今回の受注を契機として、さらに拡大する衛星デジタル放送分野に積極的に参入し、より信頼性に富んだスタジオシステムをコーディネイトしていく。
今回(株)日本入試センター殿より受注したシステムの構成機器は以下の通り。
| HL−59W高性能デジタルカメラ | 25式 |
| BS−593/TA−593ベースステーション | 6式 |
| CA59 SDI対応カメラアダプター | 12式 |
| TDP−220小型デジタルスイッチャ | 5式 |
| MSS−1200Cコンポーネントデジタルスイッチャ | 1式 |
| 新型デジタルミキサー | 6式 |
| 各種カラーモニタ | 100式 |
| ノンリニア編集システム メディアコンポーザー | 3式 |