menu

放送

2022.12.15

株式会社サガテレビ様より 制作・報道サブを集約した統合サブシステムを一括受注 ~ホットな情報を全国に発信するシステムの構築に貢献~


 池上通信機株式会社は、株式会社サガテレビ(以下、サガテレビ)様より、制作サブシステムと報道サブシステムを集約した統合サブシステムを一括受注いたしました。納入は2023年秋を予定しています。

 サガテレビ様は、1969年4月に開局した佐賀県で唯一の民間テレビ放送局です。開局以来、地元の報道機関としての役割はもとより、県民の皆様が知りたい話題、各種イベントやスポーツの番組制作など情報発信に積極的に取り組むとともに、FNS系列局として佐賀県を中心としたホットな情報を全国に発信されています。

 通常、テレビ局では制作スタジオと報道スタジオで個別にサブシステムを構築しますが、核となる映像ルーターに「UHSM-220220」を採用することで、両スタジオの全ての入出力信号を集約したシステム構築が可能となります。今回、両サブシステムを統合して更新することにより、制作・報道現場での映像・情報の連携が容易となり情報発信力の強化も期待されています。

 映像ルーター「UHSM-220220」は、マルチビューワー機能を内蔵し、映像ルーターに入力されている素材はすべてタリー/素材名表示付きで選択することが可能です。また、外部制御ソフトを必要としない仕様により、コスト削減にも寄与します。

 映像スイッチャー「MuPS-5000」は、各M/Eに8キーヤー、10リサイザー、3D DFE 4ch、DSK 8ch(HD時)を備え、多彩な映像表現を実現するとともに、ライセンス方式によりハードウェアを追加することなく4K化できるなど、容易に機能アップができることも大きな特長となっています。

 システム周辺機器は、2Uサイズ筐体の「OnePackⅡ」シリーズで構成しています。プラットフォーム化されたモジュールにライセンス方式で機能を自由に割り付けることができ、1つのモジュールに最大4系統の映像変換機能を持たせることができるため、モジュールや棚板数の大幅な削減が可能となり、省スペースで効率的なシステムを実現しています。

 サガテレビ様には、制作用中型中継車や報道用SNG中継車など従来から数多くの池上製品をご採用いただいてきました。運用性の効率化が実現できることに加え、これまでの安定運用と保守サポート体制なども今回の統合サブシステム採用の要因の1つと考えております。

 池上通信機は、これからもお客様のニーズにお応えする製品開発とお客様に寄り添ったトータルシステムのご提案、納入後の保守サービス向上に努めてまいります。

《 ご案内 》
サガテレビ様の公式websiteはこちらです。
https://www.sagatv.co.jp/

Contact Us

お問い合わせ

ご希望の要望に合わせてお問い合わせください。