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2013.04.08

“池上通信機とARRI”
放送用システムカメラUnicamHDにSuper 35MM CMOSセンサ/デジタルシネマ技術を融合 新たなコンセプトのシステムカメラを2013 NAB Showで発表

“池上通信機とARRI”
放送用システムカメラUnicamHDにSuper 35MM CMOSセンサ/デジタルシネマ技術を融合
新たなコンセプトのシステムカメラを2013 NAB Showで発表

池上通信機株式会社は、シネマ用カメラ、デジタル・インターミディエイト (DI)、照明など、シネマ業界で最大かつ屈指の技術力を誇るARRIとの協業により、最新のデジタルシネマ技術を搭載した新たなコンセプトのシステムカメラを2013年4月8日から開催される「2013 NAB Show」で発表します。

シネマ業界のリーディングカンパニーであるARRIと放送用カメラの池上の協業により、Super35MM CMOSセンサ、PLレンズの採用と池上が持つ放送用カメラのノウハウを活かし、フィルムライクな画作りを可能にした新しいコンセプトのシステムカメラ。シネマカメラを、放送局のカメラの運用と変わることなく、スタジオ収録、屋外中継など、あらゆるシチュエーションでの運用を可能にし、効果的な番組制作をサポート。映画制作でも優れた運用性と高画質を誇ります。

本システムカメラでは、フィルムライクな自然な描写、ハイライトシーンのクオリティ、低ノイズ、卓越した色分解能、肌色の再現性など、シネマクオリティの高精細な映像を生み出します。さらに最新の読み出し技術により、広ダイナミックレンジを獲得しています。池上の誇る最新の3G FPGA/DSP技術により、グレースケール、カラー、ディテールの調整がリアルタイムで行えるため、撮影環境による変化に対してもスムーズな調整が行えます。
レンズマウントには、レンズの重量やバランス、センサからの放熱などさまざまな変化に対しても、優れた安定性を誇るARRIのステンレススチール製のPLレンズマントを採用。制作現場でのレンズの入れ替えなどでも、正確なフランジバックを保つことができます。
カメラヘッド、CCU間の映像伝送は、UnicamHD HDK-97Aで実績のある高性能3G伝送技術を採用。リターン映像信号、SDプロンプタ信号(2系統)、HDプロンプタ信号*(1系統)の伝送が行えるほか、インカム(2系統)、オーディオ(2系統)、マイク(2系統)、各種コントロール、AUX系統など各種信号を多重伝送し、光ファイバーケーブルで、最大2kmまで伝送することが可能です。*CCU-970使用時
また、コントロールには、池上のネットワーク対応コントロールパネル「OCP-200」、「MCP-200」で調整が行えるため、これまでの放送用カメラシステムと違和感のない運用が行えます。
池上通信機は、販売開始以降多くの実績を誇り、シリーズ化されているUnicamHDの新たなラインアップとして、放送局、プロダクションなど放送市場に対し、幅広く販売を展開していく予定です。

<主な機能(予定)>

*1.5G/3Gフォーマット対応(1080/23.98psf 4:4:4 含む)
*カスタムガンマ、シネガンマ
*バリアブルECC
*2型、7型、9型の豊富なビューファインダを用意
*PLレンズマウントを採用
*ARRI、HDK-seriesの多彩なアクセサリが活用可能

ARRI

ドイツ・ミュンヘンに本社を置くARRIは、1917年にArnold and Richter Cine Technik (A&R) として創設。今日では、世界最大の映画用カメラ、デジタル・インターミディエイト(DI)、照明器具メーカとなった。ARRIグループは、世界中に多く子会社、代理店を持ち、デザインを始め、技術、制作、レンタル、照明、編集、映画と音声の研究、視覚効果など、映画業界全体を牽引している。その他、革新的なALEXAシステムをはじめとするデジタルカメラ、フィルムカメラ、プロフェッショナル向カメラアクセサリ、最新のLED照明、ARRISCANなどのDIツールやアーカイブツールも製造している。
ARRIは、これまで培った技術力やノウハウで、過去18回“Scientific and Engineering Awards”を受賞している。

www.arri.com

各社のコメント
  • ARRI

「ARRIは、テレビカメラ業界のリーダーである池上通信機と協業できたことを誇りに思います。このコラボレーションは両社にとって、大きなチャンスです。Super 35mmセンサとドッカブルスタイルの放送用システムカメラの融合はテレビ映像制作の新たな選択肢になります。
テレビ・映画の最先端の技術がもたらされ、放送における映像の価値をどのように高めていけるか楽しみにしています。」

Managing Director Franz Kraus.

  • 池上通信機

「池上は、この歴史ある偉大なメーカであるARRIとのコラボレーションができたことを大変光栄に思っております。二つのメーカのもの作りに対する考え方/ポリシーはとても相通じるところがあり、非常に素晴らしいシナジーを生むことと期待しております。
今回発表する、デジタルシネマの世界でのノウハウの結集であるARRIのフロントエンドと、放送機器の老舗ブランドとして培ったリアルタイム映像処理のノウハウの結集であるバックエンドが、ベストミックスで融合したこのカメラは、トップエンドのシステムカメラとして新たな歴史を切り開くものと確信します。」

マーケティング担当取締役 樫村直樹